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WEBでも教えて!青山せんせい <気になる!ゲームやYouTubeとの付き合い方 後編>

 りびえ~る本紙で掲載するたびに大きな反響がある、子育て応援企画「教えて!青山せんせい」のWEB版。

就学前から10代後半までの子どもたちを持つ親&祖父母へ向けて、毎回さまざまなテーマをお届け。どの世代へ向けたお話も、どこかで必ずあなたのお子さん・お孫さんに繋がるのが不思議です。

子どもも親も祖父母も幸せになる…子育てを楽しんじゃうヒントを、この連載で見つけてください!

気になる!ゲームやYouTubeとの付き合い方<後編>

今や暮らしにすっかり溶け込んだ、ゲーム、YouTube、SNSといったオンラインコンテンツ。

大人はもちろん、子どもたちにも切り離せないものになっています。

「ルールを決めてもきりがなく遊んでいて勉強しない」「使用制限をどうしたら?」…悩んでいる家庭も多いのでは?

とはいえ、これからの社会を生きていく子供たちには、ネットの有効活用は必要不可欠なスキル

後編では、子どもたちへの具体的な声掛けについて考えてみましょう。

 

それでは今回も…教えて!青山せんせい!

 

室内でゲームや動画に時間をつかいがち…どんなことに気を付けたらいい?

 

あまりしつこく禁止事項を言っても、守らないのが子どもです…

いや、ひとです(笑)

 

禁止されれば禁止されるほど、ひとは反抗したくなるものです。

なのでゲーム・動画を、むやみやたらにガミガミ言って、うるさくしない

同時に、それらをしない時間も「一緒に」作るということです。

暇だから…

選択肢の幅が少ないから… 

それを理由に、安易に手に取れるゲームに没頭してしまうことも多いんです。

 

とはいえほら、ゲームや動画に夢中になってくれている方が楽なときってあるじゃないですか?

きっとそこに助けられたこともあったと思います。

だからこそ、ダメだと頭ごなしに言い聞かせるのではなく、それらから離れる時間を最初は創出してあげる必要があります。

 

小学校中学年くらいまでなら、保護者がそれをサポートすることもいいと思います。

一方で、小学校高学年から思春期に入ると、「親と一緒に何かする」はしたがらなくなります。

この年代は、ある程度本人に任せることが大事で、ゲームやスマートフォンとの付き合い方を自分で考えることが大事

その中で失敗を怒らずに、促す感じで付き合ってほしいのですよね。

で、たまに、一緒にやろうといわれたら、一緒にやって楽しんでもらったらいいかなと思います。

なぜかというとそこに、親子に必要な“何か”があるからです。

コミュニケーションの一つだと思って、相手をするのもよいと思います。

 

また、子どもたちは、自分の「好き」を認められたら、うれしいし、自己肯定感を持ちます。

反抗期などに「子どものことがわからない」と思うのであれば、

まずは子どもが好きなことや興味を持って取り組んでいることを知る態度を見せることも大事です。

学習への興味を失わないようにするにはどんな声掛けがいい?

過干渉で学習への興味を失うようにしてきたのであれば、何とも言えないですが、やらねばならないことはやらなくてはならないので…

 

「怒って叱って言わない」ということが大切ですよね。

怒って叱って言っても、やらないものはやらない。この過干渉で、むしろどんどんやらないし、嫌いになる。

最初は、漢字を書くことが嫌いだったものが、いつしか「勉強することが嫌い」になっていくのです。

勉強嫌いを育ててる感じ、ですかね。育てながら叱るって それはないと思います。

 

叱らず怒らず 嫌味を言わず 淡々と

勉強をするように促せばいいのです。

 

そこに、アメもムチもいらないと思いますよ。

で、できたら「できたね!」でいいのです。

 

夏休み、どうかがんばってくださいね!

何をがんばるか?

「口出ししすぎない夏」を、がんばる…ってことですよ!

「しあわせなおかあさん塾」青山節美さん(松江市)

 親学ファシリテーターとして4000人以上のお母さんたちと接する中で、「親が変われば子どもの未来は変わる」を理念に2018年同塾を開講、講座動員数は現在延べ1万人以上。

 登録者数1.87万人(7月現在)を数えるYouTubeチャンネル未来へつながるしあわせな子育て塾でも迷える親たちへ具体的なヒントとエールを送り続けている。

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