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子育て漫画「パパのはじまり」<PR>

最近、こんなメッセージをいただきました。
「父親は母親のサポートはできても、
小さな子どもの母親代わりにはなれないと思うのですが、どう思いますか?」
色々な考えはあると思いますが、僕なりに感じたことをお答えしたいと思います!

【パパのはじまり】

あるパパからサトウさんにきたLINE
「育児で、父親が力を発揮できるのは2歳からだと思います。
小さな子供に対して、父親は母親のサポートをすることは出来ても、代わりになることはできないと思います。
サトウさんはどう思いますか?」

2歳じゃないです( ;∀;)

おむつ
寝かしつけ
名もなき育児をいれると2億個あります。笑。

まー
でも。サポートってさ、

「お手伝い」のつもりなら。
サポートにならないと思うよ。

で、ママの代わりと言うけど、
代わりなんて望んでないと思います。

ママってさ。
最初は全部、自分一人でやるつもりでいたと思うの。

でも。
やってみると。
こんなはずじゃなかったって。
何がこんなはずじゃなかったか?

社会からの疎外感
夫婦からの孤独感
子供への罪悪感
賞賛されない無価値感


漠然とした不安を抱えながら
育児をするママは少なくないと思う。

そして、
その不安の大きさを想像できるパパを僕は知らない。
 
きっとパパにお願いしたいことは、

「分かって欲しい。」
だと思う。

乳を出してくれとは言わない。
日中抱っこしてくれとも言わない。
土日に休みたい気持ちも分かる。

でも、
子供と二人であなたの帰りを待ち、
途方に暮れた夜があることを分かって欲しい。

本当は怒らなくいいのに、
抑えきれず子供を怒鳴ってしまうことを分かって欲しい。

本当はあなたを頼りたいのに、
頼れない自分の弱さを分かって欲しい。


最後に。

たぶん、女性は。
結婚した時から、将来の子供のことを考えてると思います。

もし、そうなら。
女性の育児は結婚した時から始まってるかもしれません。

父親も同じ気持ちを持ちましょうとは言わない。

でも。
最愛の女性が想像を絶する不安と戦っていると思うと、なんとも言えない気持ちになります。

今、僕らが会社にいるこの瞬間も。
母親は家で不安と戦ってるかもしれないと思うことが、

もしかしたら。
僕らの育児のはじまりかもしれません。
 

※サトウさんが発信しているエッセイ『パパのはじまり』の原文を記載しております

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