読みもの
やってみたいけん!<メディカルバレエ(R)体験>
2月11日号ステップアップ特集で取材した「西村静香メディカルバレエ」。
カイロプラクティックをバレエに役立てる着眼点と、代表・西村静香先生のチャーミングな人柄にひかれた。
「何歳でも美しい動きができるようになります!」って本当?
体験してみるべく、再びスタジオへ!(りびえーる編集室・河野知子)
カウンセリングで 体のゆがみをズバリ!
バレエスタジオなのに先生と一緒に骨格標本(ティアラ付き!)が出迎えてくれるのは同スタジオならでは。
最初に前屈・後屈など体の動きをチェックしてもらい、体調やトラブルを感じている部位などの問診を受けた。
「左の肩と右の股関節が、動かすとパキパキ鳴るんです」と話すと、
「骨盤がだいぶゆがんでるからかな。河さんは右足で左足をかばってるでしょ?」と静香先生。
ドキリ。実は左足に長年抱えた故障があるのだ。
入室してからほんの数分、何げない動作から利き手(右)から動きのクセまで読まれていた。
「右利きには左が軸足の人が多いけど、河さんは左をかばって右も軸足の役割をしてるからゆがみ方も複雑。
で、バッグはいつも左で持つでしょう?」
お見通しです…確かにアンバランスになるはずだ。
「ゆがんだ骨格をカイロで整えると、関節が正しく動くようになって、筋肉も本来の働きや可動域を取り戻します。
バレエは上達につながるし、レッスンを続けると体の真ん中がわかるようになるから、ゆがみが自覚できるようになりますよ」
改めて話を聞いて、バレエのレッスンにカイロを組み合わせる複合的なメリットを感じた。
神経や血管がゆがみによる慢性的な圧迫から開放されて、体調が改善したり、体の痛みが軽くなったりする人も多いという。
いよいよ体験スタート
導入としてバレエで基本の動きとなる、1から5までの足のポジションに挑戦。
つま先の開き具合から、骨盤のゆがみ・体の硬さがバレバレに。
続くカイロ施術の要点を確認してもらう。
施術はマットの上で。
股関節や肩関節を回したり、背骨を押したり…次第に潤滑に動くようになるのがわかる。
10代を過ぎると自覚はなくとも筋肉が縮みやすく、何もしなければ体の動きは固くなる一方だそうだ。
体を起こすと全身がふわふわと軽く、雲か真綿の上にいるよう。
問診時はほとんど上体反らしができなかったのに、カメラ担当・春の「反りの角度が違う!」の賞賛にニンマリ。
体の構造を正しく使う バレエの奥深さ
最後に「プリエ」という一連の動きを体験。
バレエの準備運動のようなもので、骨盤や背中のムーブメントを促す。
片手でバーを持ち、先生と向かい合って動きをまねをするのだが…かつてこんなにも全身の筋肉に存在感を感じたことがあっただろうか。
動作はゆったりしているのに、運動の密度がすごい。
足の開く角度が広くなっていたり、施術で体が動かしやすくなったからこそ、トレーニング不足の体では負荷も感じやすいのだと分析する。
バレエで代表的な「つま先立ち」は、骨盤内側の大腰筋を中心としたインナーマッスルを、骨格を支えるバネのように使って立っているのだそう。
身体構造を正しく使っているから、ぐらつくことなく安定するらしい。
単に「つま先が痛そう」などと浅はかに思っていたが、優美な動きはバチバチに鍛え上げられた内外の筋肉に支えられていたのだ。
静香先生の指先まで研ぎ澄ませたたおやかな動きにみとれながら、バレリーナの引き締まった体や美しい姿勢の理由に感心。
年を重ねても凜(りん)とした居住まいの人は美しい。
ついでに健康も手に入るとなれば、バレエはなんて実り多い習いごとなのだろう。
今からでも遅くはない…先生、アン・ドゥ・トロワからお願いします!
西村静香メディカルバレエ
★松江スタジオ/松江市殿町517 ★米子スタジオ/米子市四日市町88
無 料 体 験 会 【大人のための整体バレエ】 2歳後半~高校生無料
申し込み・問い合わせ/070-1870-7939
その他詳しくはホームページ・公式LINEを参照
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