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出汁自慢のあの店が手掛ける粉もん専門店<粉もん屋 入蛸>松江

「寛ぎ処入江」「出汁カレーうどん入江」の姉妹店。

2店同様、天然いりこや昆布、カツオ節などから丁寧に取った一番出汁100%使用で、食べ飽きない粉もんを提供する。

ソースやぽん酢などから味付けを2種選べるたこ焼き、自慢の出汁に浸していただく明石焼、大阪名物のいか焼き(550円~)は、外カリッ、中ふわトロで、そのままでも美味。

お好み焼きやソース焼きそば(770円~)、日替わりの鉄板焼きなどで一杯…もおすすめ。

たこ焼き・明石焼はいずれも6個550円、8個660円。

迫力満点の大玉は、焼き上がる直前の追い油でカリカリ仕上げに。

中がふっくらとろりとして、食感のコントラストがすばらしい。

粉もんはテイクアウトで…というイメージを持っているならば、ぜひカウンターで焼きたてを食べてみてほしい。

 

たこ焼きの味付けはソース、マヨネーズ、しょうゆ、ぽん酢、塩から2種類をチョイスできる。

明石焼は入江自慢の出汁を使ったつゆであっさりといただくが、生地の水分がその出汁100%で作られているため、「結局何もつけずに召し上がって、最後に出汁だけを飲み干していかれるお客様は多いですね」とスタッフ。

記者もまさにそのルートをたどってしまった…一滴残らず飲み干した器を前に、日本人でよかった、と頬を緩ませながら。

素材選びから製法まで、こだわりぬいて作られている入江の出汁。

本店となる居酒屋「寛ぎ処 入江」の看板料理が茶碗蒸しだというあたり、どれほど自信があるかが伺える。

 

こちらは、関西出身の代表・入江寛明さんが山陰でもぜひ広めたいとメニューに加えているいか焼き(550円)。

モチモチの生地でイカの切り身を包み焼いたもので、阪神百貨店では常に行列ができる名物だそう。

仕上げに鉄板の上で回しかける醤油が香ばしく香り、ぺろりと食べられる。

 

食べ応えのあるお好み焼き(豚玉770円)や、屋台を思わせる焼きそば(770円)など、特製の甘辛めなソースの味に箸が進む。

腹ペコさんには、麺入りのモダン焼き(990円)もおすすめ。

 

日替わりで「大山鶏の塩こうじ漬け」といった鉄板焼きメニューもあり、酒類も豊富。

ランチ使いはもちろん、夜も粉もんと鉄板をつまみにじっくり楽しめそう。

 

店先に漂う香りに誘われる。

いずれも焼き上げに10数分を要するため、持ち帰りなど時間予約に応じてくれるのがありがたい。

 

粉もん屋 入蛸

住所:松江市寺町万代町203‐1 【MAP】
電話:090-4757-1010(焼き時間の予約専用)
営業:11:30~13:30、17:30~23:00(日曜夜は17:00~21:00)
休み:月・火曜日ほか不定休あり
駐車場:周辺有料駐車場を利用(提携駐車場あり)
IG:こちらから

 

(記事は2023年6月13日現在)

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