グルメ
【出雲市】<curry stand k>食べやすいスパイス感に食欲は全開!
自宅でスパイス販売やカレー教室を開催する「U-spice」が、曜日限定の間借りスタイルで待望の店舗営業を開始。
イベント出店すればまたたく間に完売する人気の一皿が店頭・テイクアウトで楽しめる。
カレーは週替わりで、写真は女性に人気という海老のカレー・ゴアンプラウン(850円、持ち帰り900円)。
バスマティライスと白米をブレンドしたご飯は食べ応え十分、ブラウンマスタードやココナッツの香りに本場を感じる野菜の副菜が3~4種類添えられ、栄養バランスも◎。
混ぜながらいただくと、程よくスパイシーな味わいに食欲を誘われる。
ゴアンプラウンカレーは、さらっとしながらコクの深いカレーにぷりぷりの海老がよく合う。
出店ごとにメニューを変えており、チキンウプカレー、ポークビンダルーなど新しい味に出合える。
「意外と女性の方に、がっつりしたお肉のカレーが好まれたりします」
と店を切り盛りする神田篤子さん。
スパイスカレーといえば外せないのが多彩な副菜で、同店では季節の野菜を調理した3~4種類をトッピングしている。
この日は左からジャガイモのポリヤル、インゲンのメティリーフいため、ゴーヤのアチャール、ココナッツチャトニ、夏野菜のサンバル。
ポリヤル? チャトニ? と耳なじみのない言葉が並ぶが、とりあえずは食べてみてほしい。
どれもカレーによく合い、味わいをグッと深めてくれること請け合いだ。
ちなみに…
ポリヤル=ココナッツ入り野菜炒め
メティリーフ=甘い香りのインドのスパイス
アチャール=オイルや酢を使用した漬け物
チャトニ=アクセントを付けるペースト
サンバル=豆や野菜が入ったカレースープ
とのこと。
材料や調理法など、気さくに教えてくれるので、興味をもったらいろいろ聞いてみよう。
店頭には、簡単なのに本格的な味になると評判のオリジナルのカレーミックススパイスも。
また、事前にInstagramのDMなどで連絡しておけば希望のスパイスを準備してくれる。
ハードルが高いと思われることもあるスパイスカレーだが、香辛料以外は身近な材料で、難しいテクニックもいらないので自宅でも挑戦しやすい。
これまで各地のマルシェやカフェのイベントなどを中心に活動し、ファンを獲得してきた同店。
間借りしているOVEL KEBABのほうから「店休日を使って出店しては?」と声をかけてもらったそうで、まさに待望のリアル店舗といえる。
「20~30食とあまり多くは用意できず、完売してしまうことも多いのですが、予約をいただければ確実にお取り置きできます」
一口で食欲を解放してくれる“Uスパのカレー”、あなたもハマってしまうかも?