グルメ
飲み干したくなる豚骨ラーメン<空飛ぶブタ野郎>出雲
一度聞いたら忘れられない店名は「豚骨であることが一目瞭然で、良くも悪くもインパクトがあれば」と考えた。
ラーメン(750円、写真、右はミニ唐揚げ丼420円)のスープのベースは豚骨と水だけ。さまざまな部位の組み合わせを工夫することで、豚骨特有の匂いを抑え、甘辛さが特徴の地元産醤油を使ったかえしと相まって口当たりがいい。
麺は極細ストレート麺。京都の専門店から取り寄せた約20種類の麺の中から、歯切れの良さを重視して選んだ。具のキクラゲとともにサクッとした食感がはしを進ませる。自家製の辛みそがアクセントに。
もともと鶏料理店を開いていたオーナーが、飲み干したくなる豚骨ラーメンをコンセプトに2022年5月開店。コロナ禍への対応としてテイクアウトを始める店が増える中、「一時しのぎではなく昼の展開を」と2店体制にした。
「もともと豚骨ラーメンが好きだったということもあるが、開発した味をマニュアル化していける」と夜の鶏料理店との2店経営のコツを話す。
約1年試行を重ねてたどり着いたのは、特有の匂いを抑えたマイルドな味わいの豚骨味。焼き豚や、トッピングの煮卵など具材にも強い味付けはせず、あくまでスープと一体となった味わいを大切にしている。
ラーメンは他に辛とん(830円)。サイドメニューとして、明太子ごはん(320円)、ミニチャーシュー丼、ミニ唐揚げ丼(各420円)、唐揚げ(2個200円、4個380円)、餃子(350円)も一緒に楽しんで。
空飛ぶブタ野郎
住所:出雲市高松町671-4
電話:0853-25-9441
営業:9:00~21:00(200食限定、なくなり次第終了)
※営業時間変更を検討中。IGで確認を。
休日:水曜日
駐車場:あり
IG:こちらから
(記事は2022年9月7日現在)
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