読みもの

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あそびばキッチン♪ 「水切りヨーグルト」

 キッチンは、ココロがワクワクするあそび場。食事を楽しみ、ココロとカラダに幸せエネルギーをチャージしましょう!

ヘルシーなのにこってり感あり! プレーンヨーグルトが大変身!

 カルシウムやタンパク質が豊富で、腸活にも役立つといわれるヨーグルト。そのまま食べてもおいしいのですが、おススメなのが「水切りヨーグルト」。ほんのひと手間かけるだけでワンランク上の味になり、料理の活用範囲がグッと広がります。

★ヨーグルトの水分を抜くと〇〇〇ヨーグルトになる!

 プレーンヨーグルの水分を抜くと、濃厚な舌触りの「ギリシャヨーグルト」になります。水切り後の重さは元の半分くらいになりますが、同時に「ホエイ」(写真右)という液体もできるんです。このホエイもタンパク質やミネラルなどの栄養が豊富に含まれているので、炭酸で割ったり、はちみつを加えるなど飲み物として活用するといいですね。

★水切りヨーグルトの作り方

 ボウルにざるをのせ、キッチンペーパーを敷いたところに無糖ヨーグルトを入れます。あとはラップをして、冷蔵庫に入れるだけ。

 水きりにかける時間で仕上がりが変わり、2時間でなめらか・さわやかなサワークリーム状になります。一晩おくと、かなり濃厚なクリームチーズ状に。お好みで時間調節してください。

★注意する点

 寒天やゼラチン、増粘安定剤などが入っていると十分に水切りができません。無糖のプレーンヨーグルトを使い、作ったら早めに使い切りましょう。

水切りヨーグルトの使い方例「ヘルシー★ティラミス風」

 マスカルポーネチーズの代わりに、はちみつ入り水切りヨーグルトを使います。土台となるスポンジケーキの代用として、濃いコーヒー液に浸した「麩」を敷き、水切りヨーグルトや果物を段々重ねに。果物はイチゴやブルーベリーなどが合います。

 

※水切りヨーグルトはきな粉や小豆あんなどと合わせて和風のおやつにも使えます。その他、サラダやスープのトッピングなど、アレンジを楽しんでみてください。

指導:佐々木 久美さん

(管理栄養士)

山陰中央新報文化センター講師・FC神楽しまね栄養アドバイザー

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