あなたはコーヒーお好きですか？

朝起きたら飲む人、食事後には必ず飲む人、仕事前にという人と、さまざまでしょうし、苦み、酸味、濃さなど好みの味や豆の産地からこだわる人もおられるかもしれませんね。

さて、では、そのコーヒーを飲むとき、あなたは何色のカップを使っていますか？　

実は、海外の研究で、カップの色によってコーヒーの味わいが変わるということが分かっています。

青と白と透明の3種類のカップでコーヒーを飲むという実験の結果、透明なカップよりも白いカップの方が「濃さ」を感じ、白いカップよりも青と透明なカップの方が「甘み」が感じられ、特に青いカップは最も甘みが感じられたということです。

これは、コーヒーの茶色とカップの色を組み合わせた2色が視界に入ることで、脳が錯覚を起こし、味覚に変化が感じられたのでしょうが、カップの色で味が変わるなんて面白いですよね。

あなたもカップの色を変えて、よりあなた好みのコーヒーの味を楽しんでみてはいかがでしょうか？

このように、色は味覚への変化を与え、色によって味が濃く感じたり、甘みや苦みの感じ方に変化をつけることも。

それをうまく生かすと、減塩をして健康的な食生活の一助にすることもできますし、無理なくダイエットを促してくれる可能性も。

ぜひ、色を上手に取り入れて、食事面でも充実したひとときをお過ごしくださいね。

食欲が増し、よりおいしく感じる色…オレンジ、レッド、ホワイト

食欲を抑える色…バイオレット、グレー、ブラック

酸味が増す色…イエロー

苦みが増す色…グリーン

味が濃く感じる色…ブラウン

甘みが増す色…オレンジ、ピンク