読みもの
あそびばキッチン♪ モンテッソーリ教育とごはんづくり
「モンテッソーリ教育」をご存じでしょうか。今から約100年前、イタリアの医師・教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。子どもの「好きなこと」「やりたいこと」を引き出し自主性や個性を伸ばすメソッドで、将棋の藤井聡太さんが幼少期にこの教育法を受けていることでも有名です。
モンテッソーリ教育と料理
幼児期の藤井聡太さんは、飽きずに何時間も積み木で遊んでいたそうですが、子どもが夢中になる作業に「料理」もあります。
包丁を使うだけでなく、盛り付けや食材をちぎる・混ぜるなど初歩的な作業も、手や指の訓練、五感を発達させる良い機会となります。
集中力や観察力も養えるので、おうちでも少しずつ体験させていきたいものですね。
地域まるごと子育て縁のお昼ごはん
右にモンテッソーリ教育を実践されている木次の「地域まるごと子育て縁」のお昼ご飯作りの様子をご紹介します。2~5歳の子どもたちがおうちでもできるお手伝いです。
小さなお子さんがいらっしゃる家庭は参考にされてはいかがでしょうか。
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1.こんにゃくを手でちぎる
手作りこんにゃくは柔らかいので、子どもの手でちぎることができます。
指先を使って小さくちぎり、油で炒りつけて砂糖・しょうゆで味付け、おかかをまぶして「かみなりこんにゃく」が完成。
2.そら豆の皮むき・さやいんげんのすじとり
皮ごと蒸し焼きしたそら豆の皮をむいて、薄皮を取り除きます。
さやいんげんやフキのすじとりなども、季節の野菜を手に取る良い機会です。
指導:佐々木 久美さん
(管理栄養士)
山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ栄養士
IG:こちらから
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