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「子育てって〇〇だ!」青山節美さん×塩毛エリカさん対談~りびえーる600号記念イベント紹介<上>

りびえーる出雲版600号記念「教えて!青山せんせい~もっと子育てを楽しむ~対談&講演会」を6月上旬、松江市内で開催しました。

全国でお母さん向け講座を開く青山節美さんが登壇し、子育て漫画「いっちゃんと!」の作者・塩毛エリカさんとの対談や講演会を通して、“新時代”の子育てに必要なことについてお話しいただきました。

2回に分けて、対談と講演会の内容をご紹介します。

 

司会 青山さんは大学生の息子さん、塩毛さんは3人の娘さんがいらっしゃいます。お二人にとって、ズバリ「子育て」とは?

塩毛 「無償の愛がたっぷりのお仕事」です。母親として存在しているだけで「大好き」と言ってもらえる。過去の私は自己肯定感が低く、必要とされていないと感じることが多かったんです。それが、子どもが生まれてから「生きていていいんだ」と思えるようになって、本当に感謝しています。

青山 子育ては、「お笑い話」ですね。息子が小さい頃にやらかしたたくさんのことを今、彼に話すと「おもろ」と一言。当時は地獄だったことが、振り返れば全て笑い話になります。笑いに「お」を付けたのは、必死で怒っても、「なーんちゃって」と自分に言い聞かせて、笑い話にしてほしいから。不穏な空気がなくなって、子どもが萎縮することもなくなります。お笑いにしましょう!

塩毛 お笑いと言えば、私も日常がマンガのネタになるので、子育てしていておもしろかったことはすかさずノートに残すようにしていますね。

司会 子どもからの「無償の愛」を感じるのはどんな時ですか?

塩毛 普段はニコニコ子育てしているわけではなくて、半分くらいは怒っています。朝は起きないし、夜はなかなか寝ない。「寝るよ」と言っているのに急に工作が始まって、本当になんで?となる。でも子どもたちは、ふとした時に言葉や態度、手紙で「大好き」を伝えてくれて、無償の愛を感じます

青山 ゲームについて「どうしたらやめさせられるか」と相談を受けた親御さんには、「一緒にやってみて」と答えるんです。すると、うまくできない親に子どもたちは「大丈夫!初めてでも上手だよ」と励まし、教えようとしてくれます。逆に、親は子どもが何かができないとき、「なんでできないの?」と責めてしまいませんか? この子どもの行動は、本当に「無償の愛」ですね。

 

対談を終えて、塩毛エリカさんから…♪

 

青山せんせい講演会の内容はこちらから

 

対談&講演会の動画はりびえーるYouTubeで全編ご覧いただけます!

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