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心と体をリフレッシュ♪美活塾「春になってからでは遅い? 首のケアは冬の間に!」
『冷えは美肌の大敵。寒い冬はタートルネックのセーターやマフラーで首元をあたためるのがマスト!』。
もちろんその通りなのですが、春が来て薄着になり、これまで隠していた首元があらわになって、首のシワやたるみにビックリ!!なんていう声もよく聞きます。
春になってがっかりしないためには、冬のうちからしっかりと首のケアもしていきましょう。
とはいえ、『実際何をしたらいいの?』というあなたへ。首のケアで大切なポイントは【首も顔の一部と考える】ということです。そう考えると、できるケアはたくさんあります。今回は今すぐできる首のケアをお伝えします。
対策1:スキンケア
首も顔の一部と考えると、化粧水や乳液、クリームといったスキンケアは顔だけでなく首までしっかり塗ること。そして日焼け止めも忘れずに。夏に比べて紫外線量は少なくなりますが、美肌をキープしたいなら冬でも日焼け止めは必須です。べたつくのが嫌、と、あえて塗らない人も多いかもしれませんが、首は衣服で隠れる身体の他の部位と比べて、紫外線や乾燥の影響を受けやすいため、肌にダメージが蓄積しやすい傾向にあります。
そして首を洗うのはせっけんやボディーソープではなく、日焼け止めも使用しているので顔と同様にクレンジング&洗顔料ということになります。
対策2:首まわりのストレッチ
パソコンやスマホで長時間うつむき姿勢を続けると、首の正常なカーブが失われて真っすぐになってしまう、ストレートネックの症状に。肩・首のコリや頭痛のほか、血行不良から首のたるみやシワにつながるともいわれています。
首のストレッチをすると凝り固まった筋肉を緩めて、ストレートネックの解消、予防につながります。首を上下左右に動かしたり、大きく回すだけでも肩まわりがぽかぽか温かくなるのを感じます。
また首からあごにかけての血液やリンパの流れも促すことができるので、二重あごの解消にも。
特に胸鎖乳突筋をほぐすと効果的です。
★顔を横向きに。イラストの丸印のラインが「胸鎖乳突筋」のあたり。
胸鎖乳突筋は、後頭部と鎖骨をつなぐ位置にある筋肉。
首の前で頭の重さを支え、首を回すときに使われています。頸椎(けいつい)を含む背骨を緩めて、首の横にある胸鎖乳突筋をプッシュするだけでいいことがあります。リンパの滞りが改善され、むくみ、たるみ解消などにも効果的。
対策3:ゆっくりお風呂につかる
リンパの流れが悪化していると、お肌や細胞のターンオーバー(生まれ変わりのサイクル)が乱れ、シワが回復せずに定着してしまうので、リンパの流れや血流を良くするために10分程度お風呂につかるのもおススメです。冬は湯船の温度が高くなりがちですが、42度以上のお湯だとお肌が乾燥しやすくなるので、40度くらいの温度がベストです。なかなか温まれないという人は、湯船のなかで首のストレッチをするのも良いかもしれません。
お風呂上がりはなるべく早くスキンケア、ボディーケアでお肌の潤いを保ちましょう。
教えていただいたのは…
エステサロン PURLY 原久子さん
美肌へと導くコンシェルジュ・美肌ソムリエⓇとして美容法や化粧品の正しい使い方をレクチャーするほか、美齢学指導員(過程修了)として、いつまでも美しく幸せに生きる方法を提案する。