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KUTO [Through sleeve(スルースリーブ)] …5秒で“着まる”秘密に迫る!<PR>

「5秒で着られるシャツ」として、バリアフリーな着心地とファッション性を両立させる、

株式会社KUTOのThrough sleeve(スルースリーブ)シリーズ。

体が動かしにくくてもスムーズに着られる着用感の秘密や、デザイン・素材選びへのこだわり、

そしてブランドの背景に迫りました。

誰でも自由に、気軽に、ファッションを楽しめる

「腕に障がいがあっても自由に服を選び、簡単に着れて、そして今よりもっと気軽にファッションを楽しんでほしい」そんな思いから生まれた、袖を通すことに特化したブランドがスルースリーブ。

誰にでも着やすい…ということは、障がいの有無にかかわらず、誰にでも着やすい、ということ。

みんなが同じ目線でオシャレを楽しむことができる服なんです。

 

Through sleeve(スルースリーブ) 3つの特徴

 “袖を通すこと”に特化

左右ともわきの下にひし形のストレッチ素材を配置。

これにより、袖を通すときの腕のひっかかりを軽減し、肩や腕が動かしにくい人に着やすい仕様になっています。

腕の上げ下げや曲げ伸ばしも楽!

「開発にあたってヒアリングを重ねたところ、シャツの着にくさは、袖筒が細いためわきの下で腕がひっかかることにありました。だとしたら、そこが伸びる仕立てにすればいいのではないか…これが大きなヒントになりました」(代表取締役・福田圭祐さん)

リズミカルに留まるマグネットボタン

前立ては平たいマグネットボタンで開閉。

一番上のボタン位置を合わせるだけで、下までリズミカルにパタタタッと留まる心地よさは一度体験してほしい!

絶妙なマグネット強度で、外しやすさも◎。

また、マグネット自体がラミネート加工されているので、普段着と一緒に洗濯が可能です。

「マグネット式のボタン自体は以前からあったものですが、一つずつ合わせる必要があり、体が不自由な方にはかなりの負担に。またボタンの厚み・数は、重さと直結します。
スルースリーブではボタンを薄型のもの、数を5つに設定して軽い着心地を実現。熟練の縫製技術によりボタン位置を正確に合わせることで、“一気に留まる”を実現しています」(同)

 袖が落ちてこない快適性

袖カフスは表から見えにくいゴム仕様

ゴムが幅広タイプなので、締め付け感もありません。

「ボタンの留め外しが不要で、水仕事などで袖を上げてもずり落ちてきません。“片手で楽に着られる服”というコンセプトを徹底しました」(同)

 

一味違うオシャレ感の秘密

過不足なくトレンドが香るデザイン・生地選び

レギュラーカラーにラウンドカラー、上品なフリル…トラッドからリラックスまで、スルースリーブには多彩なデザインをラインナップ。

素材も綿オックスにリネン、フランネルなど着心地のいいものを選び、さまざまな場面に合わせて普段着からお出かけまでオシャレを楽しめます。

「セレクトショップのオリジナル服などを制作していたこともあり、社内はデザインやサイズ感、素材選びなどトレンドに敏感。細部にこだわるスタッフがデザインを決め、パターンを引いています」と福田代表。

柄が合わせにくいタータンチェック生地のシャツも、カフスやポケットと身ごろの柄がぴったり!

布を潤沢に使い、パターンを正確に置いて裁断し、狂いなく縫い上げなければできないことです。

 

自社工場で1枚ずつ縫製&仕上げ

大量生産ではなく、一枚ずつ丁寧にミシンをかけて完成させています。

手掛けるのは熟練の縫製担当者。

「もう30年以上ミシンに携わっています。一般的な服よりも楽に、楽しく着られるのがスルースリーブ。着てくれる皆さんの楽しそうな様子を想像しながら縫っています」と服作りに向き合います。

社員は総勢10人…一日に仕上げられる枚数は50枚程度と決して多くはありませんが、仕事の丁寧さは折り紙付き

 

全ての人がファッションを楽しめる会社を…株式会社KUTOの思い

「脳卒中などで身体に麻痺(まひ)があったり、病気や事故の後遺症で体が動かしにくい方は、日本の人口の10%、約132万人もいらっしゃいます。

そのうち、20代から60代前半のいわゆる“現役世代”は112万人。

ところが、身体が動かしにくい方の多くは、服の着にくさからファッションを楽しむことをあきらめてしまったり、自分の好みよりも介護する人が “着せやすい”服を優先してしまいがちな現状がありました」

全ての人が着ることを楽しむためには、どうすればいいのか…

株式会社KUTO代表取締役・福田圭祐さんの胸の中には、2年前に8年間の闘病生活を経て亡くなった奥様の姿がありました。

 

病が進行する中で次第に手指のしびれや力が入りにくくなる症状が出始め、着替えに不自由を覚えながらも、好きな服を着て前向きに生き抜いたという奥様。

「体が動かしにくい人が着やすく、着ることで幸せになれるような服を作ろう」

かけがえのない人との約束が、スルースリーブ開発のスタート地点となりました。

体に不自由がある人のために特化した服はこれまでもありましたが、機能性と着た時の格好の良さや満足感は比例しないのも実情。

「例えば集まりの場があって、『あなたは楽な服で来てね』と言われても、みんなと同じ服が着たいのが本音。

特にシャツはそうした場面でのニーズが高いのに、袖を通す、ボタンを留める…と難点が多い。

だからこそ、“えり付きのシャツ”を真っ先に作りたかった

 

オシャレをあきらめることなく、自分自身が着たいと思える、着やすい服を…

脇下が伸びる独特の仕様、一気に開閉できるマグネットボタン、袖を気にしなくていいゴム仕立てのカフスを組み合わせたスルースリーブシャツは、多くの当事者の声を拾いながら形作られていきました。

 

素材やデザインは大手メーカーにも在籍したデザイナーとパターンナーがタッグを組んでイマドキのニュアンスも取り入れつつ、この道30年超という縫製担当者が1枚ずつ手作業で縫い上げるこだわりぶり。

愛用者の一人は「この服を着ている自分を、人に見てもらいたいと思うようになった」と笑顔を見せます。

この楽な着心地とデザインの良さが口コミやネットなどで徐々に広がり、現在では障がいがない人からも「赤ちゃんの授乳時によさそう」「親にプレゼントしたい」など、さまざまな感想が届くようになりました。

 

スルースリーブのコンセプトは国際的にも評価され、2023年のユニバーサルデザインIAUD国際デザイン賞銀賞を受賞。

「障がいがある人が着やすい服は、みんなが着やすい服です。

体が不自由でもそうでなくても、同じ目線で楽しめる服があれば、オシャレの選択肢は広がります」

この服がこれからもきっと、たくさんの人を笑顔にしていくことでしょう。

特別な服? いいえ違います。

KUTOのシャツはごく普通の、“5秒で着られる”オシャレなシャツ。

あなたの世界を広げる一枚です!

 

【あなたの声を聞かせてください】
こんな洋服あったらいいなアンケート

株式会社KUTOでは障がいのある・なしに関わりなく、もっと着やすい服づくりのためのヒントを探しています。

「こんな服がほしい」「ここがこうなれば」…あなたのリアルな声を聞かせてください!

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スルースリーブ商品紹介ページ こちらから

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