SPECIAL TOPICS
りび記者がゆく♪たびえーる<松江を歩くと匠に出会う 前編>
普段何げなく通る松江市内の街並み。
そこには確かな技術と情熱で「つくる」に向き合う匠たちがいる。
知っているようで知らなかった城下町の新たな魅力を発見しようと、
りび編集室の「香」&「大」コンビが「たびえーる」♪
彩雲堂
選・和菓子職の認定を持つ職人のスペシャルデザートを茶寮で
旬のフルーツを使ったちょっとぜいたくな大福プレート「福もち〜キウイ〜」(単品990円)。注文後に職人が盛り付ける。
柔らかくもしっかりとした求肥にナイフを入れて頬張ると、クリームとフルーツの甘さ、酸味が口いっぱいに広がる。
※季節によりメニューが変わります
和菓子屋の季節限定「かき氷 抹茶金時」(1,100円)。
ふわっふわの氷に、地元茶舗・千茶荘の抹茶をぜいたくに使ったこだわりのシロップをかけて、北海道産の小豆をたっぷりとトッピング。
銘菓「若草」の求肥もちょこんと添えられ、スプーンを持つ手が止まらない!
店内には実演ブースがあり、お店の外から和菓子職人の手仕事を見ることができる。
ブースに立つのは、全国和菓子協会が認定する「選・和菓子職」に選ばれた上野智賀さん。
生菓子のデザイン性の高さと優れた技術力を持つ。
\女性の職人さん、かっこいい!/
「せっかくなので…」と、上野さんによる特製生菓子「和菓子スペシャルプレート」(2,200円、飲み物付き)も注文した。
取材日は、練切(ねりきり)、きんとん、若草、復刻若草、もなか(クリームチーズとドライイチジク)、干菓子、茶摘(季節の棹菓子)の7品。
注文後は実演ブースに張り付き、出来上がりまでの時間もわくわくしながら待つ。
夏限定「出西生姜のジンジャエール」との相性もよく、あっという間に食べ終えてしまう…。
ハワイアンジュエリーサロン Artistry & I
ここで出会ったのは、ハワイアンジュエリーの第一人者、グレン・オノウエさん。
グレンさんはオアフ島出身の日系4世のハワイアンで、ジュエリーデザイナーのFisher 愛さんとともに松江に移住した。
歯医者にあるような機械や道具を使いこなして、手彫りで一つ一つ繊細な模様と宝石のように輝くジュエリーを生み出す。
小さな金属板を手に、実演を見せてくれたグレンさん。
素早い手つきで、草花や波をイメージさせるスクロール柄などいくつもの模様を生み出す技には目を奪われた。
工房隣のサロンでは、グレンさんが作ったジュエリーがずらりと並ぶ。
今まで見てきたジュエリーとの違いは素人目にも分かる。
ここにしかない1点を求めて東京からお客さんが来ると聞き、「松江に本物以上がある」と誇りを感じる。
\自分だけのハワイアンジュエリーにここで出会える♪/
西洋軒
島根初の本格的な洋食レストラン
匠を訪ねる旅のお昼として真っ先に思い付いたのがここ!
注文人気No.1は松江のご当地グルメといってもいいほど市民に愛されている「カツライス」。
牛肉と野菜の秘伝デミグラスソースは、上品な味でパクパクいけちゃう上に、おなかの満足感◎
お店イチ押しは完成まで2日間を要し、ほろっとくちどけする「タンシチュー」。
単品のほか、エビフライやクリームコロッケが選べるセットも(写真はエビフライセット)。
たまらん。。。
※取材協力:松江市商工企画課企画振興係