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りび記者がゆく♪たびえーる<大根島(松江市八束町)を巡る>
大根島の「みんなの推し推しMAP」ができたと知り、「ボタンや雲州人参(うんしゅうにんじん)、溶岩トンネルは知ってるけど…ほかにどんな見どころがあるのかな??と興味津々。
MAPを手掛かりにあちらこちらを「梶」「春」コンビで巡ってきました。
同支所そばのパン屋さん「tori pain(トリパン)」へ迷わずGO。塩パン、レモンのベーグルなど(写真②)を買って、すぐにでも食べたい気持ちをぐっと抑えて、今日のスケジュールを立てようと向かったのはカフェ「すずしろ」。焼きドーナツがずらりと並ぶ中、「梶」はさわやか風味のレモン、「春」はピーナツ片入りピーナツバターを選び、ふわふわしっとり食感と風味に感激しながら作戦会議(写真③)。
楽しいたびえーるになりそうだ。
そして、「春」がかねて気になっていた「廃船」(写真⑤)がまだあることが分かり、見に行く。そばには「中海の嫁ケ島」と称される「京島」(写真⑥)も。赤い鳥居が目に鮮やかに映る。
推し推しMAPによると、夕日スポットのようだが、残念ながら…、またの機会に。
次に向かったのは「三社神社」。
かなり大きな石を重ねた背の高い灯ろう(写真⑦)にいきなり圧倒される。
鳥居をくぐるとここにも大きな灯ろうがあり、足元にはこうもりや井げた模様、中央にはボタンも彫られ、さらに、笠部分が屋根のようになっていて垂木など(写真⑧)も彫られていてびっくり。「初めて見たかもー」と盛り上がり、さらに拝殿の龍の彫りもの(写真⑨)も見れば見るほど細かく、拝殿後方の本殿でしょうか、立派な屋根にも感動。こま犬もまた味のある姿でじっくり観察。「梶」、思わず撮影(写真⑩)。
正午を過ぎ、そろそろおなかも減ってきた。
三社神社からまっすぐ南へ向かった突き当たりの「DAIKON」へ。
濃厚な「大山ベーコンが入ったカルボナーラ(写真⑫)と具だくさんの「きのこたっぷりのナポリタン」(写真⑬)のおいしさに、顔を見合わせ「うんうん、うんうん」。サラダもスープもおいしかったー。
ドーナツと塩パンはどこへ??
エネルギーチャージして、次は尼子富田城出城跡に建つ「全隆寺」へ。
お寺の縁起によると、このお寺の和尚さんが約300年前に静岡県からボタン苗を持ち帰り、この地に植え、大根島ボタン発祥となったそう。
境内の金色に輝く花咲観音像(写真⑭)に手を合わせ、今も残る戦国時代の石垣(写真⑮)を見て、歴史の長さを感じる。
ヒョウタン形(写真⑯)を発見しては感動し、「ここからの見晴らしがいいと書いてあったよ」という「梶」の後をついていくと、気持ちのいい眺めが待っていた(写真⑰)。
最後に「観音寺」。
観光ガイドブックにも、もちろん推し推しMAPにもあった本堂の格子天井にさまざまな花が描かれた天井画をぜひ見てみたいと向かった。
お寺の山号が「白華山」であることから、白い花が多く描かれているとのこと(写真⑳)。実物は想像以上の見事さで、見飽きることなく眺めていたい。「ここは極楽?」。お寺の起源に縁があると伝わるカメ。境内にもカメの像(写真㉑)が。
ほかにも羅漢像(写真㉒)やボタンの細工(写真㉓)にも見入ってしまった。
自分たちのペースでのんびり回り、初めてのことばかりで充実の一日となった。が、推し推しMAPなどによると、まだまだ、見どころ多数。
相撲ファンの「春」としては、雷電為右衛門の二代目にゆかりのある場所もあるようで、気になる。ということで、「梶」「春」としては「つづく」という思いで、大根島を後にした。