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小泉八雲とセツの面影を訪ねて<PR>

『知られぬ日本の面影』『怪談』などの著作で知られる小泉八雲。
来年秋からのNHK連続テレビ小説の主人公に、八雲の妻・小泉セツがモデルになることが決定。今、再注目の小泉八雲とセツ。『湖都松江』第37号(松江市文化協会発行)に掲載された「冨田旅館ニ於ケル小泉八雲先生」によると、日常室内では宿の浴衣ばかり着ていたとか、朝食に牛乳と卵を出したとか、糸こんにゃくが嫌いだったとか、お札も貨幣もポケットに一緒に入れていたとか、ぬるい湯が好きで特別熱かったときに「地獄、地獄」と叫ばれたとか、八雲の飾らない普段の様子がイキイキと記録され、とても身近に感じられました。そんな八雲と妻・セツゆかりの地を【知られぬ日本の面影】と【怪談の聖地】のコースで、「河」と「春」が訪ねました。
course1. 【知られぬ日本の面影】コース
1.第一の宿・富田旅館跡
明治23年8月松江に着いた八雲が、最初の宿にしたのが富田旅館。当時の八雲の様子を同旅館の主(あるじ)と妻が語り残したのが「冨田旅館ニ於ケル小泉八雲先生」。現在の大橋館入り口に、碑が建つ。
2.第二の宿→カラコロ広場
八雲は富田旅館から湖岸で眺望の良い京店織原家の隠居室へ移った。ここから少し歩けば、八雲の後ろ姿のレリーフがあるカラコロ広場へ。
3.松江大橋(17代目)
明治24年の4月、八雲は第二の宿の2階から友人と一緒に、第15代目の松江大橋の開通式を見た。
4.源助柱記念碑
松江大橋をかけようとするがうまくいかず、源助という男が人身御供(ひとみごくう)となったと伝えられる。
5.龍昌寺(りゅうしょうじ)
八雲が好きだった羅漢像がある。以前は、108の羅漢像があったそう。境内には、住職が子どものころに登って宍道湖の方まで見渡していたという大きなイチョウや、季節を彩る桜や藤も。
6.天神・白潟界隈(かいわい)
白潟天満宮のある天神、白潟本町の辺りは、八雲が好きだった散策エリアのひとつ。
7.洞光寺(とうこうじ)
八雲が気に入って、作品にもたびたび登場したお寺。松江到着の翌朝、聞こえてきたのがこのお寺の鐘の音。
8.オープン・マインド・オブ・ラフカディオ・ハーンのモニュメント
八雲は偏見をもたず公平な見方をするオープンマインドの人だった。
course2. 【怪談の聖地】コース
1.小泉八雲記念館
小泉八雲の直筆原稿や初版本、セツが使った品など、充実した展示品で八雲とセツを知ることができる。
2.小泉八雲旧居
湖岸の第二の宿からセツと引っ越し、松江で新婚時代を過ごした武家屋敷。好きだった庭を静かに眺めていると、二人の姿が目に浮かぶよう。
3.普門院(ふもんいん)
「小豆磨(と)ぎ橋」の怪談で知られるお寺。八雲は、普門院の当時の住職を自宅に招いて話を聞いた。
5.月照寺(げっしょうじ)
セツによると八雲が「一番好きです」と語ったお寺。六代の廟門(びょうもん)内にある大亀の石碑・寿蔵碑(じゅぞうひ)にまつわる伝説を随筆の中で紹介している。
抹茶を一服
歴代藩主の廟がある月照寺で、庭を眺めながら、抹茶をいただく。八雲はもちろん、歴代藩主にも思いをはせながらひと休み。
6.大雄寺(だいおうじ)
墓の中で赤ちゃんを生んだ女が、赤ちゃんのために幽霊となって水飴を買いに来ていた怪談「飴を買う女」の舞台。
※小泉八雲、小泉セツ、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居の写真提供=小泉八雲記念館、小泉セツ座姿の写真提供=小泉家
