読みもの

読みもの

【雲南市】<石田魚店(いしだぎょてん)>あの街この街気になる一品♪

焼鯖棒寿司(980円、店頭販売価格)

 肉厚の焼鯖のうま味を堪能 

 

昭和23年に当地に店を構えて以来、長年親しまれている魚店。

雲南名物として知られる、鯖を一匹丸ごと焼く「焼鯖(さば)」を盛り上げたいと4代目が2006年に始めた焼鯖棒寿司。皮はこんがり香ばしく身はふっくら、うま味を引き出すようにしょうゆベースのタレを塗って仕上げる肉厚の鯖が、甘酢ショウガを挟んで酢飯の上に。

鯖は味・質の良さにこだわったノルウェー産、お米は奥出雲地域のコシヒカリ。試行錯誤の末に生まれた自信作の味わいに何度でも食べたくなる。

他にオリジナルの焼鯖太巻きやバラ寿司なども並ぶ。店頭販売と通販にて。

「元祖焼鯖太巻き」

4代目のオリジナルレシピによる太巻き。うま味たっぷりの焼鯖の存在感抜群。甘みのある卵焼き、ゴマ、甘酢ショウガ、キュウリの風味とともに酢飯と相まって、幸せの味わいにひたる。

「焼鯖バラ寿司」

焼鯖をほぐし、シイタケのうま煮やかまぼこ、卵焼きなどといっしょにたっぷり混ぜ込んだバラ寿司。木の芽の時季には、木の芽を散らして。集まりの席などでも喜ばれている。パック入りもある。

「元祖桜寿司」

雲南市の郷土料理・焼鯖寿司を押し寿司にして、桜の葉で包んだ味と香りの両方が楽しめるオリジナルのお寿司。木次といえば…の名物焼鯖と桜が一体になって◎

「焼鯖」

一匹丸ごと豪快に焼く「焼鯖」。脂を落とし過ぎず、うま味を中に閉じ込め、焼き目もおいしく身をふっくら焼くには熟練の技と感覚が必要で、焼いている間は目が離せない。地域の財産、宝であり、「大切に守っていきたい」と焼き続ける。

「各種総菜」

店頭には、さまざまな総菜も並ぶ。取材日には、かれい唐揚げやバトウフライ、穴子天、エビフライ、イカの煮つけなど、あれもこれもほしくなってしまう。

石田魚店(いしだぎょてん)

住所:雲南市木次町木次448【MAP】
電話:0854-42-0214
営業:9:00〜18:30
定休:日曜日
駐車場:市営無料駐車場を利用

(記事は2025年2月15日現在)

一覧へ戻る