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苗を5名にプレゼント!!「ヘリオトロープ」育成日記1

プロローグ

 4月末、Yデスクが「今週末、邑南町にある香木の森へ行くけれど、『ヘリオトロープ』って知ってる? 育ててみる? バニラのような香りがするよ~」という一言から編集室メンバー3人がそれぞれ花を育ててみることにした。

 翌週Yデスクから、小さなつぼみを付けた苗がそれぞれに配られ、家で楽しもうと思っていた矢先、「りびえーるで連載をすることにしたから、枯らすなよ~!」と仕事も一緒にくっついてきた。

 すでに香木の森を運営する邑南町観光協会の常務理事・村田光治さんにも話を通してきたという仕事の速さ! 確信犯だ!

 というわけで、村田さんのアドバイスを受けながらヘリオトロープの、きれいな花の写真やポプリづくりまでをお届けできるように頑張ります! 枯れて途中で連載が終わったらごめんなさい!

(りびえーる編集室 「津」)

ヘリオトロープとは

 ヘリオトロープは、6~10月が開花時期で、草丈は25~80㌢になる。ムラサキ科キダチルリソウ属の植物の総称で、その代表種であるキダチルリソウを指すことが多い。

 日本語では「香水草」や「匂ひ紫」、フランス語で「恋の花」などの別名があるそうだ。

育てる上でのコツ

 編集室3人で初心者が育てる上での質問をまとめ、早速、村田さんに答えていただいた。

Q.鉢植えは、どんな鉢がおすすめですか?

A.どんなものでもいいですが、大きく育ったときのことを考えて、直径25㌢以上がおすすめです。

 

Q.庭植えでも大丈夫でしょうか?

A.寒さに弱く、耐寒性が5℃ですので、おすすめはしませんが、霜を避けることができれば庭でも越冬します。

 

Q.土はどんなものがいいですか?

A.園芸用の普通の土で大丈夫です。

 

Q.絶対おさえておくポイントは?

A.よく観察し、水やりを習慣化しましょう!

 

Q.水はどれくらいやればいいですか?

A.土が乾いたらたっぷりあげてください。水不足になると、葉が縮んだり、黒くなったりします

 

Q.置く場所は?

A.日当たりがいい場所を選んでください。暑くなったら乾燥に気を付けてこまめに水やりをしてくださいね。

 

Q.花の活用方法は?

A.昔から香料として活用されているので、開花したら花を摘み取って、ドライフラワーやポプリをつくると香りを長く楽しめます!

育成日記

5/2

取り急ぎ、家にあった鉢で植え付けて、かわいいピックを刺した。まだ香りはないが、これからが楽しみだ。

 

 

5/9

1週間ほど朝晩水やりをして育ててみたが、葉っぱが数枚黒くなってきたので、やはり鉢が小さいようだ。

鉢を購入し、再度植え替えを行うことにした。

5/13

6号の鉢を買って、植え替えた。

ゆったりしてヘリオトロープも気持ちがよさそう。

これで葉っぱの黒ずみも解消されるかも。

 

5/18

朝晩、土が乾いたらたっぷり水をやっている。

花がたくさん咲いた。

匂ってみたら、バニラのようないい香りが豊かに広がる!!

Yデスク曰く「幸せな香り」!

これからもっと苗が大きくなってくるだろうから、とても楽しみ♪

葉はまだ黒っぽいが、1日だけ都合で水がやれない日があったからか。暑くなってきたので、夏がちょっと心配。

5人にヘリオトロープの苗をプレゼント!

 私たちと一緒にヘリオトロープを育ててみたい方、ご応募をお待ちしております!

※苗は「りびえーる」(松江市殿町383)もしくは「いわみりびえーる」(浜田市竹迫町2886)へ引き取りに来てくださる方に限ります(平日の9:00~17:00まで)。

応募方法

ハガキ(住所は本紙23面に記載、「りびえーるヘリオトロープ係」まで)もしくはWEBサイトの応募フォーム(こちらから)で番号を7とし、プレゼント名を「ヘリオトロープ」として応募してください。

※当選者には、引き換えハガキを送付いたします。ハガキを持って山陰中央新報社に平日の9:00~17:00までにお越しください。当選発表は、当選ハガキをもって代えさせていただきます。

<Yデスクです>ヘリオトロープは玄関に置くと、訪れた人に家の印象が変わるほど素敵な香りがします。読者の皆さんと一緒に育ててみたい、と今回の企画になりました。「津」をライターにして正解でした。早速水不足で葉っぱを黒くしたので、いろいろやらかしてくれそうな気がします。りびえーるでは、6月(予定)から、香木の森のご協力で、様々なハーブの紹介も予定しています。合わせてお楽しみいただければ幸いです。
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