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あそびばキッチン♪ お正月・三が日過ぎたら 「黒豆アレンジメニュー」にチャレンジ

1位「黒豆」、2位「田作り」、3位「お煮しめ」。これ、何のランキングでしょう? 

実は、おせち料理で余ってしまうメニュー上位3つなのです。

日持ちさせるために濃い味付けになりやすく、三日もすると食べ飽きてしまうことが理由のようです。特に黒豆は、ある程度まとまった量で作ることが多いので、少人数の家族では持て余してしまうかもしれませんね。

そこで、今回はおせち料理の「黒豆」のアレンジメニューをご紹介します。お試しください。

おせち料理における黒豆の意味

黒豆には、「まめに働き、まめに暮らせるように」という願いが込められており、「黒」の色は邪気を払うともいわれています。また、黒豆は白大豆に比べると価格も高く、煮るのにもひと手間かかります。

先人から代々受け継いできた伝統料理でもあり、食べ飽きたからといって無駄にするのはちょっともったいない。そこで、こんなメニューはいかがでしょう。

クリームチーズ&黒豆~おしゃれなオードブルの一品に変身

❶クリームチーズ200gに汁気を切った黒豆150gを加え、豆がつぶれないように混ぜる。

❷粉ゼラチン5gに湯50㏄を加えて混ぜ、500ワットのレンジで30秒加熱する。

❸①に②を少しずつ入れてゼラチンが全体に行き渡るように混ぜる。

❹30㎝角に切ったラップの上にのせてくるみ、筒状になるように成形する。

❺冷凍庫で冷やし固める。食べる時は半解凍し、ラップを外して好みの厚さに切ってどうぞ。

 

※ゼラチンで固めず、チーズと黒豆を混ぜたものをパンやクラッカーにのせて食べてもおいしいです。

 

黒豆と梅干しの炊き込みご飯(4人分)~程よい塩気と甘みの上品な炊き込みご飯

炊飯釜に米2合を入れ、2合分の水と酒を大さじ1、黒豆の煮汁大さじ1、黒豆(汁気を切ったもの)50g、甘くない梅干し3個(ざっとほぐす)を入れて炊く。

※炊きあがったご飯に桜の塩漬け(水に浸漬して塩気を減らしたもの)を混ぜたり、のせたりしてもいいですよ。

指導:佐々木 久美さん

(管理栄養士)

山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ栄養士

IG:こちらから

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