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<PR>「元気」のための基礎知識 <大人も子どももおうちで運動! 編>
りびえーる健康取材班と学ぶ! 「元気」のための基礎知識
そろそろ健康に本気で気を付けたい、取材班のアラフィフ・「河」。人生後半も元気でいるために、病気と健康の基礎知識を学びます。
企画/島根県・島根大学医学部
今回は宇山先生の個人レッスンを体験!
運動不足になりがちな冬…春に向けて体力・体形維持をしておきたい!
筋肉は使わないと硬くなります。活動的になる季節に備えて運動で柔軟性を保っておくのが◎。体内の水分や血の巡りも良くなり、冷え・むくみの改善にもつながります。
冬太りを気にして食事制限する人もいますが、筋肉を維持するタンパク質源は積極的に補いましょう。運動がエネルギー消費につながりやすい体をつくることも大切です。
時間を取って体を動かすのはハードルが高くて…いい方法はありますか?
運動や鍛える場所って“小分け”でいいんですよ。
以前は有酸素運動などは「スタートから20分程度で脂肪が燃焼しはじめる」が通説でしたが、研究が進んで、トータルが同じなら5分、10分と分けても効果は同じことがわかってきました。
昼は腹筋を、夜は脚を…といったように、気になる場所ごとにトレーニングしてもOKです。
宇山先生直伝! インナーマッスルを鍛えて筋力アップ!
姿勢改善や腰痛予防にも効果あり。大人はもちろん、遊び感覚で子どもも楽しめます。
※撮影時のみマスクを外しています
ながら運動に最適! ヒップスクイーズ (10回)
1.まっすぐに立ち、かかとをつけてつま先を90度くらいに開く。両手を腰の裏側に。
2.かかとをつけたままゆっくりつま先立ちする。骨盤をまっすぐ立てて腹筋と内もも、お尻を引き締めつつ、後ろで曲げた左右のひじを背中の中心に寄せ、背筋も引き締める(写真)。
3.姿勢を保ちながらゆっくりかかとを下ろす。下りたら筋肉を一瞬ゆるめ、すぐに2と同様にかかとを上げる。10回程度しっかり上下に動かす。
腰・おなか周りに効く! ヒップブリッジ (5~10回)
1.あおむけになり、手のひらを床に、足は骨盤幅でひざを立てる。かかとの位置はひざ下くらい。
2.お尻と腹筋を引き締め、ゆっくり腰を上げていく。おへそを天に引き上げるようなイメージ。足裏、手のひら、肩甲骨の3点で体重を支え、肩からひざまで一直線になるように! 自然な呼吸で10秒キープ(写真)。
3.背骨を一つずつ床に付けるように身体をゆるめながら下りていく。
体幹バランスが整う ダイアゴナル (左右1セット 5回)
1.四つ這(ば)いになる。両手は肩の真下、両ひざはお尻の真下へ。片脚を後ろへゆっくり伸ばす(写真1)。床についた方の足の甲と両手で体を支え、骨盤が床と平行になるように気を付けて。
2.姿勢が安定したら上げた脚と反対の手を、手のひらを内側に向けて、耳の位置でまっすぐ前へ伸ばす(写真2)。自然な呼吸で10秒キープ
3.伸ばした手脚をゆっくり元の位置に戻す。反対側も同様に。
子どもと楽しむ運動メニュー
ストレッチ
1. 仰向けで両腕を広げる。片足の膝を曲げ、反対側にクロスする
2.曲げた足の太ももと、クロスした方向と反対の腕を優しく押して、筋を伸ばす(写真1)。
3.片足ずつ、支える側の胸や肩にかけるなどして、ももうらも伸ばす(写真2)。
ぐるりんぱ
向かい合って両手をつなぎ、左右に大きくゆれながら(写真1、2)、何回か目で片腕のアーチをくぐって、お互いぐるりと背中合わせに(写真3)。
バランス2
1.向かい合って手をつなぎ足を上げる。このとき大人と子どもで上げる足が反対になるようにする(写真1)。
2.上げたほうの足をそれぞれ後方へ伸ばしてバランスを取る。左右どちらも挑戦。
★二人で同時にするとグラグラする場合は、子どもを支える(写真3)。
グッパ―ジャンプ(座位)
1.座った大人が足を延ばし「グー」、子どもは脚をまたぐように立つ「パー」。(写真1)。
2.大人が足を開いて「パー」、同時に子どもが足の間へ足を閉じてジャンプ着地「グー」(写真2)。1.2をリズミカルに繰り返す。
グッパ―ジャンプ(立位)
1.向かい合ってしゃがんで「グー」(写真1)。
2.立つとき、子どものほうが大きく飛び跳ねながら足を開いて「パー」(写真2)。親子で息を合わせて1.2を繰り返す。