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はだえーる:美肌塾「テカリを制して、ツヤ肌を手に入れる!」
夏に多いお肌の悩みのひとつに「テカリ」があります。夏は皮脂が出やすいため、特におでこや鼻筋の「Tゾーン」はテカリがちです。その一方で、冷房や紫外線の影響から、頬は乾燥してカサカサという声もよく聞きます。
テカリは抑えたいけれど、お肌のツヤは欲しいですよね。テカリとツヤは似て非なるもの。大切なのは水分と脂分のバランスです。
テカリの原因は、皮脂の過剰分泌と、お肌の内側が乾燥するインナードライ。水分と脂分のバランスが整うと、内側から輝いてツヤのあるお肌になります。正しいホームケアでテカリを抑えて、ツヤ肌を手に入れましょう。
① 朝の正しい洗顔で皮脂分泌を整える
何度も言いますが、洗顔温度は32℃!
夏は寝ている間にも汗や皮脂がたくさん出ます。朝は洗顔料を使って、32℃のぬるま湯で洗顔をしましょう。32℃より温度が高いと、必要な潤いも流れてお肌が乾燥したり、逆に皮脂分泌が増えたりして、テカリの原因になります。
② 汗は肌の保湿成分ではありません
スキンケアは正しい量と順序で
夏は汗をかくので、肌が潤っていると錯覚しがちですが、汗は保湿成分ではありません。スキンケアを手抜きすると、お肌はあっという間にインナードライになり、その結果、水分より脂分が多くなってしまいます。
☆テカリやすいところは特に化粧水を多めに使うなどして、バランスをとりましょう。
③ テカリの応急処置は
あぶらとり紙よりティッシュオフ!
外出先で、お肌のテカリをどうにかしたいときは、あぶらとり紙(フィルム)よりも軽くティッシュオフがオススメです。あぶらとり紙は必要な皮脂まで取りすぎてしまい、かえってお肌の乾燥を引き起こすことも。軽くティッシュでおさえる程度にしておきましょう。
美肌の基本は「洗顔とスキンケア」花を育てるように、お肌をケアしましょう。
<朝のスキンケア>
洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液 → 化粧下地 → 日焼け止め
☆基礎化粧品は水系のものから浸透させる
教えて!美肌ソムリエ!
Q UVカット効果のある化粧下地を塗れば、日焼け止めは塗らなくてもいいですか?
A 特に紫外線の強いこの時季は、日焼け止めも化粧下地もそれぞれ塗りましょう。化粧下地は肌をなめらかに整え、日焼け止めは紫外線などから肌を守ります。それぞれが持つ長所を発揮できるよう取り入れましょう。
近年は、お肌への影響と環境への配慮の観点から、「紫外線吸収剤」を含まない日焼け止め商品が注目されています。紫外線から肌を守りながら、肌が敏感な方や小さなお子さんも安心して使えます。近くのお店などで探してみてくださいね。
教えていただいたのは…
エステサロン PURLY 原久子さん
美肌へと導くコンシェルジュ・美肌ソムリエⓇとして美容法や化粧品の正しい使い方をレクチャーするほか、美齢学指導員(過程修了)として、いつまでも美しく幸せに生きる方法を提案する。