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「元気」のための基礎知識《出歩くことから!ウオーキングを始めよう 編》<PR>

30代に突入した「大」の今年の目標は心身ともに健康第一! 将来の自分や家族のために、病気と健康の基礎知識を学びます。

《企画/島根県・島根大学医学部》

【今回の先生】

島根リハビリテーション学院 理学療法学科 専任教員

博士(医科学)/認定理学療法士(運動器)

Fascial Manipulation® Specialist

山﨑 健治先生

ウオーキングを習慣化する効果

▶ズバリ、どんなメリットがありますか?

ウォーキングは全身を使う有酸素運動の代表格。その効果は身体と心の面の両方にあって全身の健康維持·増進につながります。

ウォーキングを継続すると効果もより高まります。理想は1日8000~1万歩を週2~3回、3カ月~半年間続けることですが、まずは「始めてみる」ことが大きな一歩になります。週1回でも「習慣にする」ことが大事です。

 「恥ずかしながら家から徒歩5分のコンビニに行くにも車を使っています…」
先生「その時間を歩きに変えることから始めて、少し遠回りするなどして時間を延ばせるといいですね!」

やってみよう!負担の少ない「足底接地」のフォーム

▶ウオーキングのフォームは大切ですか?

体への負担を減らしながら、ウォーキングの効果をより得るためには大切です。

フォームは大きく分けて2種類。かかとからつま先へと地面につける「かかと接地」と、足裏の真ん中からつま先を地面につける「足底接地」です。

今回は、膝や腰への負担が気になる方にお勧めの「足底接地」を紹介します。

足底接地はかかと接地と比べて動きが少ない分、消費エネルギーなどは低いですが、膝や腰、関節にかかる負担が少ないので継続もしやすいです。

長い距離を歩く時にも効果的です。

\まだまだ暑い/暑さ対策も忘れずに!

ウオーキングの前後にしっかりと水分補給をしましょう

帽子やサングラスを着用して、冷却グッズも活用しましょう

気温が高く紫外線も強い時間帯は避けましょう → 日が暮れる前後がオススメ!

日常生活で歩数を増やそう!

▶どこへ行くにも車に乗る毎日…歩数を増やすヒントをください!

山陰は「一人一台」の車社会で、公共交通機関での移動がメインになる都会地の人と比べると1日の平均歩数も少ない傾向にあります。

1日の中で少しでも歩く時間をつくれるように意識を持てるといいですね。

1日の歩数を増やす「+1(プラスワン)」

5分または10分、15分と決めて家の周りを歩く

職場や商業施設などで、エレベーターやエスカレーターより階段を使う

車でお店に行く時、入り口から遠くに駐車する

外の空気を吸い、日光に当たるために近所を歩く

今回のまとメモ♪

 「取材後から週3回、夜に1日20~30分歩くようにしたら、寝起きから重かった肩も気持ちもすっきり!いい調子です!」

先生「効果を実感すると続ける原動力になりますよね。ぜひこのまま楽しんでくださいね」

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