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おうちでコーヒーを楽しもう~焙煎編~
在宅時間が長くなっていることもあり、自宅でコーヒーを楽しむ人が多くなってきているようです。せっかく飲むなら至福の一杯!
ペーパーフィルターを使ったおいしいコーヒーの入れ方、昨今とても身近になったドリップバッグの入れ方、さらに自家焙煎(ばいせん)方法を、NPO法人「一杯のコーヒーから地球が見える」の公認インストラクター・高井すみ子さんに教えてもらいました。
初回は自家焙煎の方法です。
コーヒーって?!
コーヒーは生鮮食品
コーヒーの木に花が咲き、コーヒーチェリーと呼ばれる赤い実ができます。その赤い実の中にある「タネ」がコーヒー豆です。植物のタネなので、もちろん植えれば芽が出て成長します。
このタネを乾燥させ、焙煎してひき、お湯で入れた飲み物がコーヒー。焙煎後は酸化しやすいため、おいしく飲むには豆で7日、粉で3日、入れて30分がおすすめ。このことから、コーヒーは生鮮食品といえます。
香りの飲み物
代表的なコーヒー
●「ブルーマウンテン」
生産国はジャマイカ。苦味・酸味・甘味のバランスがとれていて、香りもいい上品なテイスト。
●「ハワイコナ」
生産国はアメリカ。酸味が少し強く、浅いりがおすすめ。ブルーマウンテンに匹敵する味。
●「ブラジル」
生産国はコーヒー生産量世界1位のブラジル。酸味よりも、少し苦味のあるコーヒー。
●「モカ」
生産国は、コーヒー発祥の地エチオピアのほかイエメンも。酸味の代表で、その野性的な香りから「王者の香り」といわれる。
●「コロンビア」
生産国はコロンビア。焙煎しやすく、味・香りなどの全体のバランスがとれた豆で、好きな人が多い。
●「キリマンジャロ」
生産国はタンザニアとケニア。その上品な香りから「貴婦人の香り」といわれる。
選び方
ランクの高い質のいい豆を選ぶ
例えば、ブルーマウンテン一つとっても7ランクあるので、そのうちのランクの高い豆がおすすめ。ブルーマウンテンNo.1ウォーレンフォードなど、1等級の豆を選びましょう。
焙煎してみよう♪
浅いり、深いりなど、自分好みの焙煎度合いにできるのが醍醐味(だいごみ)。その日の体調や気分、食事やスイーツにあわせてなど、自由自在。専用の手いり自家焙煎器で焙煎しながら、香りを楽しもう。