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体験レポート「島の体験博in隠岐」<海士町>
今だからこそ、こんな時代だからこそ、島の自然でリフレッシュしませんか?
隠岐で4月2日(土)から5月8日(日)まで、週末・GWの限定イベント「島の体験博in隠岐」(隠岐観光協会主催)が初めて開かれます。
この季節の隠岐の島ならではの、ジオパーク巡りやイカの一夜干しなどの体験・アクティビティーを、初めて同島を訪れる編集室「津」が1泊2日で事前体験しました。
・島の駅キンニャモニャセンター
島前(とうぜん)、島後(とうご)と分かれている隠岐の島の、今回は島前を訪ねた。
七類港より9:30発のフェリーに乗船。船内は「酔いやすいから寝転んでいるといいよ!」というアドバイスに従って過ごす。
2等室はほとんどの人が横になっていた。無事に酔わずに海士町の菱浦港着に12:40に到着!「島の駅キンニャモニャセンター」で休憩する。
〇レストラン船渡来流亭(せんとらるてい)でランチ♪
人気No.1メニュー「寒シマメ漬け丼」(1,078円)をいただく。寒シマメはスルメイカのことで、海士町のソウルフードだそう。イカにショウガがさっぱりと合い、卵が絶妙にマッチし箸が進む!
デザートのゼリーは、崎という集落で収穫できる「崎みかん」のジャムが添えてあり、後味がスッキリ爽やか。
他にも、1日限定5食のセントラルバーガー(肉・魚と選択可、予約推奨)や、さざえカレー(1,188円)、岩ガキ春香(はるか)など目移りしそうなご島地メニューや、洋食、お子様ランチ(858円、中学生まで)やスイーツもある。
おしゃれな音楽が流れる店内は、大きな窓ガラスからきれいな海が眺められる。テラス席も◎。フェリーを眺めながら楽しむ食事は、旅気分が一層強くなる。ゆっくりできるなら、カフェタイムにも訪れてみたい。
レストラン船渡来流亭(せんとらるてい)
住所:キンニャモニャセンター2階
営業:ランチタイム/11:00~13:30、カフェタイム13:30~15:45(L.O.)
℡ 08514-2-1510
定休日 火曜日
〇岩牡蠣や海士町で捕れた魚がGetできる「海士町漁業鮮魚直売店大漁」
島の駅キンニャモニャセンター内には土産店や産直市も併設している。
岩ガキや新鮮な魚、一夜干し(しぃしび)などが購入できる「大漁」。おいしそうな海の幸がずらり。これを買ってキャンプをし、BBQをしてみたい。
電話(℡08514-2-0709)やWEB(こちらから)で取り寄せもできる。
〇崎みかんの地ビールも! 島の駅内「しゃん山」
野菜や弁当、お土産など地産地消のものが並ぶ。弁当は朝から昼の間に売り切れることが多いそう。崎みかんのビールやジュースはパッケージもかわいく、思わず写真をパチリ。
両店とも営業時間は18:00まで。
・島の成り立ちを実感! 断崖絶壁クルージング
島から見るのとは違って船だと大接近できるので、岩肌のごつごつしている感じまで見ることができ、自然が作り出した美しさを一層感じることができて感動。
・一夜干し(しいしび)作り体験
豊田港に到着。海士町産のイカをさばき、しぃしび(一夜干し)へ加工する体験ができる。丁寧に教えてもらえて簡単にさばけるかと思いきや苦戦! さばき終わると達成感がある。
さばいたイカはよく洗い、専用の機械に干してスイッチオン♪ イカがくるくる回り始める。この風景は隠岐の風物詩だそう。一昼夜まわして干したイカは、適度に水分がとび、甘みが増す。干しあがったイカは翌日お土産にいただいた。これを炙ってお酒のあてにするのが楽しみだ!
・隠岐神社
後鳥羽上皇をまつる隠岐神社を参拝。昨年上皇が住まわれてから800年を迎えた。
後鳥羽上皇は承久の乱で敗れ、遠所(罪名、えんとう)で隠岐に来られた。島民にとって遠所という言葉は、文化が花開いた時期としてポジティブな誇り高い言葉だそうで、現地で由来を聞くと重く響く。この由来からホテルEntôにも同名前が付けられたそう。
鳥居から神社までは桜の並木道があり、4月上旬~中旬が見ごろになる。この時期にも訪れてみたいと思った。
・海士町唯一のパン屋も併設! お土産と手仕事のお店 つなかけ
お土産と手仕事の店で、島で唯一のパン屋でもある。隠岐神社目の前にあるので、一緒に訪れてみて。
営業:9:00~17:00
店休日:なし(※パンは日曜日休み)