グルメ
中国山地を眺めながら過ごす癒やしの時間<山ん中の古民家Cafe 下上屋(したうえや)>雲南
大きな窓から中国山地や風で木々がそよぐ様子を楽しみながら、のんびりと食事が楽しめる。ランチセットメニュー(1300円、飲み物・デザート付き)は6種類あり、写真はキムチ麹豚ロース。
マイルドなキムチの風味と麹のうま味が詰まった豚ロースをはじめ、天ぷら、サラダ、小鉢が付く。取材日は何山菜ごはんと山菜の天ぷらで、食感がたまらないタケノコや、サクサクと食べられるヨモギなどやみつきに。
一品一品丁寧に作られ、心がこもった料理は体に染みるおいしさ。取材日は4月末だったので、団子の味噌汁が付き、笹巻に使う団子が味わえた。デザートも何が出るかはお楽しみに! 取材時はコーヒーによく合う抹茶のゼリーだった。
ランチはほかにも唐揚げやハンバーグ、岩魚の塩焼きも人気。ごはんやスープも選べ、どれにしようか迷うラインナップだ。
同店は、細田漬物を営む細田豊さんの自宅を改装。妻の淳子さんと豊さんの妹の栄子さんの2人で切り盛りをする。
竹藪(やぶ)だった山を伐採したところ、景色がとてもよくなり、近所の人に「カフェをやったらいいのに」という声があり、お店を始めた。築150年以上の古民家で、家に入るだけでどこかホッとする温かさを感じる。
席数は27席。大きな窓から外が見える部屋、窓がなく小物に囲まれ癒やされる奥の部屋、テラス席の3種類の席がある。全てテーブル席。客が多くて入れない、という場合もあるので、事前に予約をして行こう。
雑貨コーナーもあり、県内の作家が手掛ける小物が並ぶ。チェックしてみて♪
外にはウサギ小屋もあり、子ウサギもたくさん! 子ウサギたちは里親も募集中。
細田漬物では、白菜キムチなどが購入でき、6月中は予約で笹まき(10本1,500円)の販売も!
大自然に囲まれた店で気分は小旅行。自然に囲まれリフレッシュして。
車で約10分のところには、「山王寺の棚田」を見ることができる展望台。日本棚田百選に選ばれ、眼下に広がる棚田と周辺の農村風景が溶け込む。工事中で通行止めなどがあったので、マップを見ながら行くのがおすすめ。(山王寺棚田展望台のマップはこちらから)
山ん中の古民家Cafe 下上屋(したうえや)
住:雲南市大東町山王寺1202細田漬物敷地内
電:0854-43-4076 ※予約がおすすめ
営:11:00~16:00(3月~11月のみ、12月以降は冬季休業)
休:月・火・日曜日
P:あり
(記事は5月24日現在)