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はちみつラボ(^^♪ スキンケアに  ハチミツをプラス

今年も特に肌にとって大きな刺激になる、紫外線量の多い夏がやってきましたね。紫外線は日焼けやシミを作るだけではなく、異物の侵入をガードしようとする防御反応が強く働き、「角質肥厚」が起こりやすくなるといわれています。

角質肥厚とは、本来ならば自然にはがれる古い角質が、肌が何かしらの刺激を受けるとダメージを防ごうとして、角質を厚くすることをいいます。

角質肥厚が起こると、柔らかく潤いがある肌が、ゴワゴワガサガサになってしまいます。

角質肥厚を起こした肌には、化粧水などが浸透しにくくなるため、十分なスキンケアができず、ますますターンオーバーが乱れるという悪循環に……。

なので、角質肥厚になったら、古い角質を取り除くケアも必要です。

 

角質肥厚が起きてしまったなと思ったら、スキンケアの中にハチミツを取り入れてみてはいかがでしょうか。いつもの洗顔料にハチミツをほんの少し加えて泡立てて使用すると泡がモチモチになり、よりお肌を柔らかくしてくれます。

 

また、肘やかかとは特に夏場に限らずに角質肥厚が起こりやすい箇所ですね。肘やかかとの場合は、お風呂タイムのときに大さじ1杯のハチミツと2つまみの塩で優しくクルクルと手のひらでマッサージして、塩のザラザラがなくなった後に洗い流すとツヤツヤになりますよ。

 

そして、角質ケアのあとにはしっかりと保湿をすることが大切。

肌を保湿して乾燥から守ることで、次第に肌のターンオーバーのサイクルが整ってきます。そして、肌は潤うことで紫外線による刺激を内側から防いでくれるのです。

自分に合った効果的なケアで、角質肥厚から肌を守りましょう

 

※肌に直接ハチミツを塗るので、アレルギーなどの反応が出やすくなります。まずは肌表面に2滴ほどハチミツを塗り、なにも問題がないかどうかを確かめるパッチテストを行ってください。

◎講師

いち花(か)

(はちみつマイスター・山陰中央新報文化センター講師)

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