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はだえーる:美肌塾「老化は秋に加速する⁉」

いつまでも美しくいたいあなたへ贈る美齢学。一人一人が毎日の生活で活用でき、自分自身の明日の幸せのためになる知識や技術を教えてくれます。

今回のテーマは「老化は秋に加速する⁉」

朝晩も涼しくなり、過ごしやすく気持ちの良い季節がやってきました。秋は私も大好きなのですが、実は「お肌の老化は秋に加速する」ってご存知ですか?正確には、夏に蓄積した肌ダメージが、秋になって表面化してくるので、「夏を越したお肌が秋に老化する」という表現のほうが正しいかもしれません。

皆さん、夏をどう過ごしたか思い出してみてください。夏にお肌のケアを手抜きしていたり、新陳代謝が悪くなる生活習慣を送ったりしていると、知らず知らずのうちにお肌の内側は乾燥し、インナードライと言われる状態になって、カサつき、ゴワつきの原因になります。

お肌の乾燥は放っておくと小じわやたるみにもつながります。

秋こそ、毎日のお手入れ方法を見直し、正しいケアでお肌の生まれ変わりを促していきましょう。

いくつあてはまりますか?

□紫外線をいっぱい浴びた

□暑いし汗もかくから、化粧水の量を少なくした

□お肌がベタつくのがいやで、乳液やクリームはつけなかった

□お風呂はシャワーで済ませていた

□冷たい飲み物を飲んだり、冷たい物をよく食べた

正しいお手入れで肌を育てよう!

【STEP0】クレンジング&洗顔

まずはお肌のゴミをしっかり取り除きましょう。お肌が育つために必要な水分や栄養分も汚れがあっては、しっかりと浸透していきません。水の温度は32℃。汚れをしっかり落として、うるおいを守ってくれる温度です。

【STEP1】化粧水(ローション)

美肌の種をまくまえに、しっかりお肌に水をあげましょう。人間の細胞もお花も、水がないと生きていけません。化粧水というお水をあげましょう。

ポンプ式の場合、「3プッシュ×3回」が量の目安です。

【STEP2】美容液(エッセンス、コンセントレなど)

水やりができたら、いよいよ種まき。シミがない肌、シワがない肌など「こんなお肌になりたい」の目的にあわせて美容液を選びます。肌悩みがないうちは特に必要はありません。

【STEP3】乳液(ミルク)

種をまいたら次は芽が出やすいように環境を整えてあげましょう。乳液は化粧水や美容液が蒸発しないようにふたをする役割もありますが、お肌をふかふかにやわらかく保つ役割もあります。

土台がカチカチになってしまっては、せっかくまいた種も芽が出ません。

【STEP4】クリーム(ナリシング)

畑に肥料をやるように、お肌にはクリームという栄養補給が必要です。さらにクリームには寝ている間のお肌を守る、という役割もあります。せっかく芽が出始めたところに、寒さや乾燥した風があたってしまうと、とたんに芽はしおれてしまいますよね。

夜はかならずお肌にカバーをして守ってあげましょう。

教えていただいたのは…

エステサロン PURLY 原久子さん

美肌へと導くコンシェルジュ・美肌ソムリエⓇとして美容法や化粧品の正しい使い方をレクチャーするほか、美齢学指導員(過程修了)として、いつまでも美しく幸せに生きる方法を提案する。

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