読みもの
【WEB限定新連載!】ゆうこさん、私オシャレになれますか? vol.1-2022.12<ニットの着こなし編>
「服はたくさんあるのに“着るもの”がない」「私この色や形しか似合わないし、センスもない」「オシャレしても見せる場も人もない」…オシャレ難民な私たちの服選び・着こなしにときめくためのヒントをくれるファッション企画。
Who is ゆうこさん??
教えてくれるのは、松江市在住のファッションコーディネーター・ゆうこさん(44)。
通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、リアルに使える“シャレるためのヒント”を届けます。
「オシャレの効能は、心をポジティブにできること。たとえ家で一人のときも、鏡を見れば自分が映ります。そのとき自分自身に「なんかいい感じ!」とワクワクできる方がいい。
『あの人いつもオシャレね』と感じる人は、その服を着こなして『自分のもの』にしています。服の量やブランド、値段はもちろん、年齢も関係ありません。そのときの自分に合うものを上手に選び、着こなしの簡単なテクニックをプラスしたら、誰もがオシャレになれます」
センスアップは一日にしてならず! 今回は「ニットでシャレる」ための等身大のヒントを教わりましょう♪
「ゆうこさん、私ニットでオシャレになれますか?」
もちろんです!!!!
冬場の強い味方、ニットのトップス
「毛玉ができるから」「お手入れが面倒くさい」とあまり着ない方もおられると思いますが、
この季節にしか着れないアイテムを楽しむのもいいものですよ♪
お手入れに悩みがある、そんな方は「ウォッシャブルニット」がオススメ!
ニットは、シルエットや厚さによって、太って見えたり野暮ったくなるお悩みも聞きます。
買うときは、自分に合っているか、好きなシルエットなのかをみるために試着をするのがポイント!
ここをチェック! ニット試着の注意点
★普段スカートをよく履く人
あまり長すぎないニットがオススメ!
ざっくりニットだと寸胴にみえることもあります。
★普段パンツをよく履く人
ワイドパンツなら、ざっくりニットよりも薄手のニット。インしやすいのもあり!
細身のパンツならば、ざっくりニットや、薄手のニットに少し長めのインナーをチラッと見せて合わせるのもいいですよ♪
★編地や厚み、形
体形がどちらかというとがっちりタイプの人は、Vネックや、肩がドルマンタイプのシルエットをオススメします。顔周りがスッキリ見えますよ。
特に、ドルマンタイプは肩幅や胸の厚みが気になりにくいです。
華奢な人はケーブル編みや柄物ニットも◎。
視線を上に持ってくることで、華奢な感じが抑えられ、着映えします。
試着しながら、手持ち服とのコーディネートパターンを最低3つは思い描いてみましょう。
Point! ニットを処分するタイミング
袖、首回りなどの伸びや虫食いにあったときや、毛玉が目立つようになったとき。
また、手持ちの服とのコーデが浮かばなくなって着なくなったときや、新しいニットが欲しくなったときも、着なくなったニットから処分していきましょう。
SENSE UP! ニットを楽しく着こなすために
今回のまとめ
★シルエット、自分に合っているか確認するために、購入する時はできるだけ試着する!
基本は自分に似合っているかどうか、手持ちの服とのバランスがとれているかどうかになります
★購入時は手持ちの服とのコーデを頭の中で3パターンは作ってみる
★色選びや小物・アクセサリー使いで、楽しく着るための工夫をしてみる
ファッションコーディネーター:ゆうこさん(松江市)
1978年生まれ。通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、クローゼット診断やファッション相談を行うコーディネーターとして活動中。
「自分にワクワクしよう」…今あるものを生かすことを軸に、着ることを楽しみながらその人らしさを“もう一歩”引き出すコーディネートを提案し続ける。
Instagram こちらから