読みもの

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多肉植物を 寄せ植えで楽しもう!!

花びらのように重なっていたり、ぷっくり膨らんでいたりと、個性的な姿で私たちの目を楽しませてくれる多肉植物。

かわいい多肉植物をギュッと寄せ植えして楽しみたいと、出雲市灘分町のアンドグリーンを訪ね、マネージャーの玉木麻美さんに教えてもらった。

用意するもの(多肉植物はお好みで)
穴あきの鉢(器)
専用の土
鉢底ネット
鉢底石
桜吹雪
ムクロナタ
胡蝶の舞
ビアホップ
銘月

 

手順 注意!  水やりに慣れていない場合、穴あきの鉢(器)を選ぼう
1.鉢底ネットを敷く。
2.鉢底石を、まんべんなく薄く敷く。
3.ポットから植物を出す。
4.固まっている土をほぐして根を崩す。
※土は乾いているときがポロポロと崩れやすく、やりやすい。

 

5.鉢底石を敷いた上に専用の土をまんべんなく入れる。

6.多肉植物を並べる。

●同系色は離して
※大きな植物から置くとやりやすい。
※同じ色味のものは隣り合うより、離したほうがバランスがよい。

7.小さい植物で、隙間を埋めていく。 

※植物と植物の間に隙間があるより、ギュッと詰まっている様子がかわいい。

8.土を入れるスペースを少し空けておく。

9.少しずつ土を入れる。
10.細い棒で丁寧に土を埋め込み、9、10を繰り返しながら根が動かないようにする。

11.最後に土を入れるために空けておいたスペースなどの隙間へ小さな植物を植える。

※小さな植物がなければ、ヤシの繊維を使ってカバーして整えてもいい。

完成!

管理とお手入れ

【水やり】
水のやりすぎに注意。寄せ植え作業後1週間は水やりをしない。1週間たったら、水やりをするが、土の表面を濡らす程度に。1カ月後から、土が乾いたらしっかり水やりする。

水やりのタイミングは、慣れていないと不安なもの。
植物が教えてくれるので、よく観察しよう。シワシワっとしてきたのを合図に、たっぷり水をあげると安心。
シワシワになったときに、鉢底から水が出るくらい水やりしてOK 。

水は土にかけるイメージで。葉にかけないほうが安心。
特に、これから暑くなる時期は、葉についた水滴がお湯のようになり、葉が腐る原因になるので注意。

【置き場所】

明るく日がしっかり当たるところがいいが、特に昼過ぎから夕方までの強い直射日光は避ける。東側が朝から日が当たり、昼から西日の強い直射日光は避けられるのでおすすめ。

【伸びたら…】

成長して伸びた姿も動きがあって面白いが、寄せ植えしたときのままの姿をキープしたい場合は、抜いて植え替えてもいいし、カットしてもいい。

カットした部分は、瓶にそのまま差したり土の上にバラして並べたりして、そのまま何もしないで置いておく。やがて根や植物の赤ちゃんが出てくるので、それをまた植えて楽しめる。

カットした部分は、瓶にそのまま差したり土の上にバラして並べたりして、そのまま何もしないで置いておく。やがて根や植物の赤ちゃんが出てくるので、それをまた植えて楽しめる。

【 注意まとめ 】

・寄せ植えする鉢(器)は穴あきを使う
 かわいい器などを使いたい気持ちを抑え、失敗しないために、まずは穴あきを
・水をやりすぎない。植物のサイン(シワシワ)を合図に
 植物の様子をよく観察して、サインが出たら水をあげよう
・強い直射日光は避ける

取材協力/and Green(出雲市灘分町1799-1、電話0853-62-4460)

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