読みもの
【WEB限定連載】ゆうこさん、私オシャレになれますか?vol.7-2023.6<アクセサリーを味方に! 編>
「服はたくさんあるのに“着るもの”がない」「私この色や形しか似合わないし、センスもない」「オシャレしても見せる場も人もない」…オシャレ難民な私たちの服選び・着こなしにときめくためのヒントをくれるファッション企画。
Who is ゆうこさん??
教えてくれるのは、松江市在住のファッションコーディネーター・ゆうこさん(44)。
通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、リアルに使える“シャレるためのヒント”を届けます。
『あの人いつもオシャレね』と感じる人は、その服を着こなして『自分のもの』にしています。服の量やブランド、値段はもちろん、年齢も関係ありません。そのときの自分に合うものを上手に選び、着こなしの簡単なテクニックをプラスしたら、誰もがオシャレになれます」
センスアップは一日にしてならず!
今回はいつものオシャレをバージョンアップさせるアクセサリーやバッグなど、小物の合わせ方について学びます。
「ゆうこさん、私もアクセサリーを味方にできますか?」
もちろんです!!!!
初夏!さあ、アクセサリーを楽しもう
ぐずぐずと寒い山陰にも、ようやく夏の気配がしはじめました。
気温が高いと、肌の露出が増えたり、コーデ自体もシンプルになりやすいですよね。
素肌の面積が多くなるとなんだか寂しい雰囲気に…そんなときこそ、アクセサリーの出番!
付けるだけで、華やかさ、あか抜け感、オシャレ感がグンとUPします。
●手元
半袖になったり袖をまくったり、ちょっと物足りない感じになる手元は、時計やブレスレットを付けると◎。
リングも華奢(きゃしゃ)なものや1つで存在感のあるものまで多彩。コーデのスパイスとして取り入れて。
★アクセサリーの素材選び★
・ゴールド
高級感があり、エレガントな雰囲気にみせてくれます。
カジュアルスタイルに付けるだけで、女性らしさも出ます。
・シルバー
知的でクールな印象、どんなスタイルでも合わせやすいです。
・天然石やパール
スタイルに合わせて差し色としても使えたり、服の色に合わせることができるのが魅力。
あえてカジュアルコーデに大振りなリングを1つ付けるだけでも存在感はバツグン!
・プラスチック・アクリルなど樹脂系
軽くて安価なので持ちやすい。
いろんな色があり、透明なアクセサリーもあるので夏にはピッタリ。
カジュアル感も出るので、他の素材と重ね付けにも◎。
SENSE UP! コーデ×アクセサリー選びの例
アクセサリーは、面積としては小さいですが、布と異なる素材を入れることでコーデにシャレたニュアンスを作り出す重要アイテム。
例として、白シャツをフェミニンに寄せた味付けにしてみましょう。
アクセサリーを付ける前後で、目が行くところが違いますね。
シンプルなシャツ一枚でも、シャツと同系色のパールが着いたピアスで重心が上がる。
開放感ある襟元は、ピアスに存在感があるので細いネックレスのみに抑え、手元のバングルで手首の華奢さとシャツの抜け感を強調して一気にあか抜け!
下に、大人におすすめで、トライしやすいコーデを考えてみました♪
・白シャツにデニムのパンツ × ゴールドピアス + 華奢なイヤーカフの重ね付け + 華奢なネックレス
上の例の応用。シンプルな2アイテムのコーデが、アクセが加わることで一気にあか抜け、華やぎます。
・黒のカットソーワンピース × ロングネックレス + 小さめピアス + 黒の天然石リング(全てシルバー)
ロングネックレスで重心を上げて。ネックレスに存在感があるのでピアスは控え目にし、手元にボリュームを。
★重ね使いの注意点★
アクセサリーを付ける時は、バランスをみて色を合わせることが重要です。
重ね使いのときは、大きいものを1カ所付けるのであれば、他は華奢な物にするのがシャレ見えの鉄則。
特に、顔周りの重ね使いは、大きいものを何個も付けると“イタい”感じに見えるので要注意!
ネックレスが大きめだったりインパクトがあるものなら、耳に付ける物は華奢なものに。あえてネックレスだけにしてもいいですね。
逆にイヤリング・ピアスにアクセントを持ってくるならば、ネックレスはなし、つけるなら存在感は抑えて。
リングやブレスにも同じことが言えて、大きいものを付けるのなら1つで十分。
リングの存在感を楽しむコーデにしましょう。
STEP UP! バッグもアクセのように使おう
初夏に使うなら、小ぶりの物かメッシュ系のカラフルなバッグはおすすめ。
普段使いのキャンバス地など布ものバッグも、無地より色もの、ロゴや大柄など、インパクトのあるものをチョイスしてみて。
どれもシンプルコーデのアクセントになりますよ♪
★服に合わせたい!アクセ使いできるバッグ4種★
▶ショルダー
どのスタイルでも合わせやすいですが、大人世代は特に、斜め掛けより肩掛けにする方がスタイリッシュに見えるように思います。
▶小さめバッグ
カラフルなものなら差し色にも使えます。
ワントーンコーデやワンピースなど、服の色が1色の時に使うとアクセントになって特に目を引きます。
▶ロゴバッグ
カジュアルな雰囲気ながら、ロゴが目を引きスタイルアップもかないます。
それ自体にインパクトがあるので、シンプルなコーディネートに映えさせるか、プリントTなどに合わせて元気感のあるコーデを楽しんでも。
▶メルカドバッグ
ビニールコードなどを編みこんだかごバッグで、今年も豊作。
軽くて使いやすいのも魅力で、Tシャツにデニムなどカジュアルなシンプルコーデスタイルに使うと素敵になります。
柄物も沢山あるので、映えること間違いなしですよ♪
今回のまとめ
★肌が見える季節、アクセサリーで素材感をプラスしてあか抜けよう
★「主役アクセ以外は控え目に」が重ね使い攻略のキモ
★バッグもアクセサリーにしてしまおう
ファッションコーディネーター:ゆうこさん(松江市)
1978年生まれ。通算20年以上のアパレル勤務と接客した約5万人のコーデ実績を活かし、クローゼット診断やファッション相談を行うコーディネーターとして活動中。
「自分にワクワクしよう」…今あるものを生かすことを軸に、着ることを楽しみながらその人らしさを“もう一歩”引き出すコーディネートを提案し続ける。
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