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あそびばキッチン♪ご存知ですか?「アイソトニック」と「ハイポトニック」
スポーツドリンクは、運動時に水分やミネラルを効率よく補給できるよう作られている飲料です。
さまざまな商品が販売されていますが、実は含まれる糖分の濃度によって2種類に大別されます。糖質の濃度の違いにより体への吸収速度も変わってくるため、自分の求める効果に応じて使い分けるのがおすすめです。
アイソトニック飲料
糖質が4~6%含まれており、体液に近い浸透圧に調整されているため水分・糖分・塩分がバランスよく吸収されます。また、500ミリリットルで125~90キロカロリー前後あり、エネルギー補給の役割もあります。身近な商品としては「ポカリスエット」(大塚製薬)のほか、「アクエリアス」(コカ・コーラ社)など多数の商品があります。
活用シーン…運動前後。脱水症の事前対策。水分補給と同時にエネルギー補給したい場合(水分吸収の速度はハイポトニック飲料よりも劣ります)。 |
ハイポトニック飲料
糖質は2%前後で、激しい運動時でも水分がスムーズに吸収されるように調節されています。糖質は少ないので、あっさりとした飲み心地で、エネルギー源としての役割は期待できません。商品としては、イオンウォーター(大塚製薬)やアクエリアスゼロ(コカ・コーラ社)などがあります。
活用シーン…激しい運動中や、すでに脱水気味の場合。エネルギーよりも水分と電解質補給を優先する場合。 |
注 アイソトニックとハイポトニックの明確な区分けは難しく、中間的な飲料もあります。
スポーツドリンクは水筒に入れちゃダメ?
スポーツドリンクは塩分を含むため、ステンレス製やアルミ製の水筒に入れると、水筒内部が錆(さ)びる可能性が指摘されています。長期間使用することで金属の劣化がより進む恐れもあるので、スポーツドリンク対応の容器(内部がコーティングされている)や、スクイズボトルなどを利用するとより安心です。
指導:佐々木 久美さん
(管理栄養士)
山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ栄養士
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