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あそびばキッチン♪「冬瓜」のびっくりレシピ

冬瓜(とうがん)は冬野菜のように思われますが、実は7~9月が旬の夏野菜。何でも、冷暗所に置けば冬まで日持ちすることから、この名がついたとか。

冬瓜はさっぱりした味わいで調理しやすい野菜ですが、1個を使い切るのがなかなか大変です。

そこで今回は、冬瓜を意外な姿に変身させる変わり種のレシピをご紹介します。

マーボー冬瓜(2人分)

○材料

冬瓜(皮とわたをのぞいたもの)…300g 豚ひき肉…120g
ショウガ・ニンニク(みじん切りしたもの)…各1/2かけ分 サラダ油…小さじ2
合わせ調味料(みそ…大さじ1.5、酒・砂糖…各大さじ1、豆板醤…小さじ1、とりガラスープの素…小さじ1/4、塩…ひとつまみ) 水…150ml
水溶き片栗粉(片栗粉…小さじ1、水…小さじ2) ねぎ…適宜 ごま油…少々

 

①冬瓜は1.5cm角に切る。

②フライパンにサラダ油小さじ2を熱し、ショウガとニンニクを炒める。香りが立ったらひき肉を加えて炒め、色が変わりパラパラになったら冬瓜を加えて炒め合わせる。合わせ調味料と水を加え、煮立ったらふたをして中火で約10~15分煮る。

③冬瓜がやわらかくなったら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、ごま油少々を回し入れ、小口切りのねぎを加える。

冬瓜のシャーベット(2~3人分)

○材料

冬瓜(皮とワタをのぞいたもの)…300g

はちみつ…大さじ2

レモン汁…大さじ1

ゆずジャムやマーマレードなど…適宜

(1)皮とワタを取り除いた冬瓜を、粗めのおろし金ですりおろす。

(2)1を汁ごと鍋に入れて火にかける。沸騰したら火を中火にし、レモン汁とはちみつを加えて10分程度煮る。

(3)バットに広げて冷まし、粗熱がとれたら冷凍庫へ。1時間ほど経過したら、ざっとほぐして再び冷凍庫で凍らせる。

(4)食べる時はスプーンでシャーベットの表面を薄く削り取るようにしてかき集め、ゆずジャムを混ぜ合わせ、器に盛る。

冬瓜のワタの「天ぷら」

冬瓜のワタは種を除いた後、キッチンペーパーなどでしっかり水気を切ります。

適当な大きさに切って天ぷらの衣をつけて揚げると、ふわふわのおいしい天ぷらになります。皮も千切りにしてかき揚げに。

指導:佐々木 久美さん
(管理栄養士)
山陰中央新報文化センター講師・日本体育協会公認スポーツ栄養士
IG:こちらから

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