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心と体をリフレッシュ♪美活塾「“ためない”体づくりが肝心!冬太りを防ぐセルライト対策」

おいしいものを食べる機会は増えるのに、外出が減る…冬は体重増加が気になります。
この時期ならではの悩み・冷えやむくみにも、余分な脂肪細胞がもとになる“セルライト”が関係しています。セルライトとはそもそもどういうものなのかを知り、冬太りを防ぐヒントを探しましょう。

セルライトって?

 本来脂肪細胞があってもリンパは流れ、代謝も正常に行われますが、脂肪細胞が肥大化すると周辺の毛細血管が切れてリンパ液の排出が困難になるうえ、分解も困難に。この状態の脂肪細胞をセルライトといいます。
 

ついても「落ちにくい」のがセルライト

 脂肪細胞が男女ともにあり、皮下や内臓まわりに付きやすいのに対し、セルライトはより女性に目立ち、お尻や太もも、おなか・背中、二の腕など表皮に近い部分に付きます。
脂肪と違い、食事制限や運動では減少・縮小に効果がないのも特徴です。

どんな影響があるの?

やせにくいのはもちろん、セルライト周辺の血流やリンパ液の流れが悪くなることにより、冷えやむくみといった困った症状が起こりやすくなります。
 

セルライトを作りにくくするために

 脂質や糖質の多い食事や、運動不足、水分摂取不足、加齢による代謝低下などが主な原因になるので、寒さで動くのがおっくうになり、夏ほど水分をとりにくいのに会食や間食の機会が増える冬は脂肪がセルライト化しやすい季節

 しかし一方で、冬はやせやすい時期でもあります。体の機能を維持する必要最小限の消費エネルギーを基礎代謝といいますが、この基礎代謝で体温維持も行っているため、外気温が低いときは体温を維持しようと基礎代謝量が上がるのです。したがって、寒さを感じられる中で過ごすことで脂肪は燃焼しやすくなるというわけです。
 

そもそも脂肪を増やさないようにし、付いた脂肪を効率よく燃焼させる体づくりが効果的!

セルライトをほぐそう!


食事や運動量に気を付けつつ、同時に気になるところをマッサージしてほぐしていきましょう。
冷えて硬くなったバターと同じで、あたためながらもみほぐすのが効果的です。入浴中や、入浴後の体が温かいときにトライしてみて。
 

場所

むくみにつながるふくらはぎ太もものほか、二の腕おなかまわりなども自分でマッサージしやすい場所です。
背中おしりなどが気になる場合は、自分では手を動かしにくい場所なので、プロを頼るのも手です。
 

ほぐし方

リンパ流しマッサージが下から上へまっすぐ動かすのに対し、少し力を入れてねじる・もむといった動きを意識しましょう
指で挟むだけではたるみの原因に。挟んだお肉を無限マーク(∞)をイメージしてこすり合わせるようにほぐして。足はひざ裏やそけい部、腕は脇へ向かってもんでいきましょう。

セルライトが多い部分はマッサージすると硬さがあり、軽く痛みを感じることがあります。
無理のない範囲で、毎日少しずつほぐしていくといいですよ♪

 

教えていただいたのは

『美と健康と癒しの専門店 スリーハート・リフレ』

 

新田 みき さん

美と健康に携わって19年。
耳つぼダイエットで13キロやせたことをきっかけに、整体院で修行。美容師の国家資格を取得。
その他、美顔矯正士、健康管理士一級指導員でもある。

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