読みもの
【WEB限定★新連載】cafe Brownieの休日ランチ、ときどきスイーツ。 vol.1 <ミネストローネ>
松江市上乃木にある人気カフェ「cafe Brownie(カフェブラウニー)」で料理をふるまう
食いしん坊姉妹がこっそり教える「家族と食べたいちょっとオシャレな休日ランチ・休日スイーツ」。
毎日のおうちメニューをちょっとアップデートしてくれるコツを伝授。
特別な調理器具やテクニックがなくともほんの少しの手順で失敗しない方法を教えちゃいます。
「やってみよっかな」や「また作りたくなる」を応援するお気楽レシピ。
いつもの料理が「お店っぽい」に変わる秘密や、カフェのメニューのレシピも大公開!?
1月は<ミネストローネ>
年末年始、楽しくてついつい食べすぎちゃったよね。
野菜たっぷり「ミネストローネ」でちょっぴり増えたウエイトと、お疲れ気味の胃腸もいたわりましょ♪
冬の時期には、寒さから身を守ろうと野菜たちは糖度を高めるので甘みが増します。
使う野菜に決まりはありません。
ちょっとずつ残った野菜も全部入れて大丈夫!!
すぐに作れないときは、あらかじめ野菜をカットして冷凍庫にストックしておくと冷蔵庫整理にもなり、
味わいも栄養も豊かになって一石三鳥?!
ぜひたっぷり作って、アレンジも楽しんで下さいね。
【材 料】(スープカップ10杯分)
ベーコン(できればブロック…100グラム
玉ネギ…中2個
ニンジン…2本
セロリ(葉の部分まで)…小さめ1本
キャベツ…1/4個
(ブロッコリー、カリフラワー、キノコ類などでもOK)
ニンニク…1かけ
オリーブ油…大さじ3
鷹の爪…2本
ローリエ…2枚
トマト缶…1缶
コンソメ…3個
水…適量
塩・コショウ
【作り方】
しんなりするまで炒めたら、野菜がかぶるくらいの水を注ぎ、トマト缶、コンソメ、ローリエ、鷹の爪を入れ、強火で沸騰するまで煮立てる。
アクをすくい、中火にして野菜が柔らかくなるまで煮込む。(15~20分)
最後に、塩・コショウで味を調える。
【ポイント】鷹の爪を入れることで、味わいにメリハリがつき野菜の味わいを引き立てます。
煮込んだらローリエと鷹の爪は取り除きます。
出来たてもおいしいですが、火からおろし、少し冷ましてから食べる直前にもう一度温めるとさらに味がなじみます。
【ポイント】温度が下がるときに具材に味がしみ込みます。前日のカレーが美味しいと言われるのはそのためです。
ミネストローネのアレンジレシピ
★アラビアータ(2人分)…写真
ペンネを表示通りにゆでます。
同時進行でオリーブ油大さじ3でにんにく3片を炒め、ペンネのゆで汁お玉1杯分、ミネストローネお玉2杯分、鷹の爪2本分を煮立て、ソースを作ります。
ペンネがゆで上がったらざるに上げ(調節用にゆで汁を少し残しておきます)、ソースの入った鍋に入れて弱火にかけ、穴の中までソースが絡むように混ぜます。
★シャクシュカ風
聞き慣れない料理名ですが、イスラエル版の目玉焼きといったイメージの、スパイス香る落とし卵です。
ミネストローネにクミン、ナツメグ、カルダモンなどを加えて煮立てて少し水分を飛ばし、弱火にして卵を落とし入れたら、ふたをして半熟になるまで3分程度加熱します。
お好みのパンを添えて卵を崩しながらいただきます。
私の愛用品 「ル・クルーゼの鍋」
料理好きの中で知らない人はいないくらい有名な鍋ですね。
鋳物で作られたこの鍋はとても重いのです。
初めて手にしたときは、その可愛らしいフォルムとのギャップに驚いたことを覚えています。
その重さと蓄熱性の高さで煮込み料理など素材の味を引き出してふっくら美味しく仕上げてくれるのです。
「100年鍋」と言われるル・クルーゼ、私の鍋はまだ30年くらい。
これからも私の相棒でいてくれそうです。
cafe Brownie(カフェブラウニー)
地元松江で生まれ育ち、栄養士の知識を活かしながら独学で製菓・飲食業に従事してきた店主・石倉暁子さんが営むカフェ。
実妹さんとの共通項である「おいしい」を軸に、飽きることなく食べたくなるメニューが並ぶ。
「あなたの笑顔がみたいから」
を理念に、来店客はもちろん、珠玉の食材を届けてくれる生産者や、支えてくれる人たちの顔を思い浮かべ、キッチンに立つ日々を送っている。
一人でもふらりと気軽に立ち寄れ、フッと肩の力をぬいてリラックスできる雰囲気を大切に、メニューは国産小麦や有機砂糖など良質な食材で自分のカラダにも優しい味わいに仕上げる。
バンズから自家製という、看板商品のハンバーガーは見た目のボリューム感から想像できない軽やかな味わい!
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