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ライフステージと一緒に考えよう! 新車・中古車の上手な選び方<PR>

春からの新生活にそなえ、多くの人が車の準備をする時期。

今年の動向や、ライフサイクルに則した車の選び方を専門店に聞きました。

 

お話を聞いたのは…

新車・中古車販売専門店NR-C
神庭 幸治さん
宮﨑 咲良さん

この春の車市場は?

一時期は半導体不足により新車納車が最長1年半ともいわれましたが、現在では人気車種を除けば2~3カ月待ちに落ち着き、おおむね新車・中古車とも順調に動いています。

年明けの地震災害で、中古車需要が劇的に高まるのでは…との懸念もありますが、現時点で大きな動きはありません。

それよりも、多くの車両保険では地震・津波災害がカバーされていないのはご存じでしょうか?

地震災害は地域集中型であることから、ほとんどの保険会社では保障対象外か、特約対象とされています。

災害はいつどこで起きるかわからないもの。ご自身が加入している保険を見直し、必要に応じた内容に更新することも検討しましょう。

ライフステージに合わせた車の選び方

山陰では年若く免許を取得するケースが多いので、カーライフも長くなります。

独身時代から、結婚し、子どもが増え、また夫婦二人になり、親の介護も視野に…となると、それぞれのライフステージに合う車を選ぶことが日常の快適さを左右します

車種は数えきれないほどありますので、好みやニーズに合ったものを選んで◎。参考にしていただきたいことがいくつかあります。

 

初めての車

免許を取得して車に乗り始める最初の3年間が、その人のカーライフを決めるといわれます。

現在50~60代の人は、車そのものが非常に重要なアイテム。

最初の車が安く古いものでも、手をかけ愛着を持っていた人も多いのでは。

その分、事故をしないよう丁寧に乗るクセがついています。
 

一方で最近は娯楽が多様化し、若い人の車への興味や運転意欲の薄さが目立ちます。

通勤の必要性に迫られて仕方なく…という人も多いもの。

練習用にと妥協して古い車を購入し、あちこちぶつけていると、それが運転のクセになってしまいます。

最初の車こそ愛着を持てる車を選び、「大切に乗る」クセをつけることが大事。

それがのちのちのカーライフを左右します。お子さんの車購入時は、これらも加味してアドバイスするといいですね。
 

結婚し子どもがいる時代

家族全員が安全に乗れることはもちろんですが、子育て中は車の手入れにまで気が回らないもの。

汚れがつきにくい加工や、室内の掃除がしやすいものなど「手間がかからない」を主眼に選ぶのも手

また送迎でよその子どもさんを乗せることも思いのほか多いもの。

余裕をもったサイズ感の車を選んで損はないでしょう。

夫婦二人の時代

子どもが手を離れ、自分の好みを第一に車を選べるタイミング。

一方で親の介護などの心配も出てきます。

山陰では車2台所有の家庭も多いですから、1台は「ステップが低い・スライドドア・座面や天井が高い」乗り降りしやすい車にするなどしてカーライフを楽しみましょう。

支払いはどうする?

支払い方法は大きく分けて現金払い・ローン・残高設定ローン(残クレ)の3種類。

今回は主流にもなっている残クレについて深掘りします。

 

残クレの仕組み

多くのプランが7年間のリースののち、返却か購入を検討する内容。

3年目とその2年後の車検料までセットになっているので、自己負担は月々の支払い以外にはオイル代程度。

5年後からリース期間満了となる7年目までの2年間に、タイヤやバッテリーなど経年劣化部品の交換を検討する必要が出る可能性があります。

ローン後に車両購入となれば、7年目の車検負担やそれ以降の故障リスクもありますので、リース期間満了時に車を返却し、再び残クレ設定で新車に乗り換える人が多いです。

手放された車は私たち中古車販売店がクリーニングやメンテナンスをして販売しますが、返却時の査定で傷みが少なく、車両に残高よりも高値が付いた場合は、上乗せ分を次の車購入の頭金にしたり、購入費としてよりグレードの高い車を検討することもできます。

乗り方の「良い」クセが大事!

ここで大事になってくるのが「乗り方のクセ」

損傷に気を付ける、こまめに手入れするなど、車に大切に乗る「良い」クセが身についていれば、査定時の高値が期待できますし、ディーラー側にも高く売れる中古車として利があります。

7年のサイクルをうまくご自身のライフステージに組み込めば、家族のニーズに合わせて新車を乗り換え続けられ、カーライフの安全性を高めることにもつながりますね。

暮らしに車が欠かせない山陰。

愛車は大切な家族のような存在になります。

心から納得できる一台を選んでくださいね!

 

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