着心地とデザイン性のさじ加減がいい普段着を提案。

大田市発「stitch craft（ステッチクラフト）」の服を中心にオリジナルも展開し、県外ブランドからもセレクト。

地元作家の雑貨も豊富にそろう。

「seasew.」ボーダーカットソー（10,120円）、「SETTO（セット）」デニムパンツ（22,000円）
「BINDU（ビンドゥ）」バンダナ（1,870円）、「INN-STANT（インスタント）」スニーカー（11,000円）
「靴下屋」ソックス（1,100円）

春らしいブルーコーデのデニムは岡山県児島から。

バンダナは浜田市にゆかりのある東京のデザイナーのもので、コーデのアクセントになりそうな巾着バッグなどの小物もそろえる。

ラフな雰囲気が魅力のスニーカーはスロバキアのブランド。

「宮内窯」
塩つぼ（1,210円）
急須（4,400円）
すり鉢（鉢1,320円、すりこぎ880円）

江津の窯元の製品は、確かな品質と手に取りやすい価格も魅力的。

商品が置いてある店舗奥の一角「つどうてて」は、ステッチクラフトがセレクトする雑貨のコーナー。

食器やオブジェなどが満載で目に楽しい。

ポップアップイベントなども企画するとあって、今後も楽しみ！

こちらは市内のインテリアショップ「ニューインテリア」セレクトのコーナー。

オシャレな花器やシンプルで使いやすそうな食器が集まる。

ぐるりと見渡すだけで、自分だけの宝物や、大事な誰かへのプレゼント…ささやかな“特別”を探せそうだ。

築100年にも近い蔵を改装した、高い天井とむき出しの梁が印象的な店内。

オーナーの佐藤栄寿さんのセレクトは、心地がいいのに“ナチュラル”に寄り過ぎないオシャレ感があって、一日のはじまりに真っ先に触れたくなるものばかり。

「ネットを含め、どこでも安く服が買える一方、だれもが同じような着こなしになっていることに疑問がありました。
かといって手の届かないものを集めて紹介するのも違うと感じて…」

“日常に気負いなく着られ、なおかつここにしかない服”にこだわる理由だ。

近隣は、開店に際し建物のリノベーションや什器を手掛けた前述のインテリアショップをはじめ、こだわりの食品店や書店など、コンセプト性の高い店が集う。

お互いが力を出し合い、地域を盛り上げようという気運が強いエリアだという。

「たくさんの人たちの助力でできた店。これからも協力しあって、街歩きを楽しめる場所にしていきたい」

店舗ロゴは人懐こく笑う樹木のイラスト。伸ばした枝葉の下に、また人が集う。