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タウントピックス♪<伝統文化 アートにふれてみませんか♪>松江市・境港市
伝統文化 アートにふれてみませんか♪
「古典日本髪」の文化を後世へ
松江歴史館、松江城周辺にて
5月6日、松江歴史館から松江城およびその周辺を舞台に、伝統的な古典日本髪を結ったモデルたちが街歩きをする「古典日本髪で皐月の千鳥城を楽しむ会」(主催/古典日本髪・出雲髪結びの会実行委員会)が開催される。
松江城国宝指定5周年の年、伝統文化を見直し、発信する機会をつくりたいとの思いから初開催され、その後も、古典日本髪を多くの皆さんに知ってもらい、後継の人材を育てる機会にもしたいと企画され、出雲大社や美保関などでも催されてきた。
当日は、松江歴史館復元長屋北棟で、9:00から結髪の実演を公開。結髪の工程を見学することができる。
正午からのセレモニーでモデルのランウエイと髪形の説明なども行われ、その後、モデルたちが堀端から松江城まで練り歩く。散策している間は、自由に撮影ができる。
和服に古典日本髪という、浮世絵や日本画、時代劇などでおなじみの情緒ある姿を間近に見たり、写真に収めたりしてみてはいかがでしょうか。
◎問い合わせは、同会事務局三島さん(電話:090-7895-9418)へ。
POPな色使いに心躍る 山陰で初開催の原画展 「ホームタウン」
一月と六月(境港市)
境港市日ノ出町の「一月と六月」で、5月16日から26日まで、イラストレーター・アーティストのミヤザキさんによる原画展「ホームタウン」が開催される。
作者は島根県出身、大阪府在住。イラストレーションの仕事と並行し、展覧会での作品発表も積極的に行っている。
山陰で初開催となる今回の展示では、チューリップなどの植物シリーズや動物をモチーフにした作品など、新旧交えた作品、およそ20点を展示予定。
作品は、太い輪郭線で鮮やかな色を際立たせ、その色合いと力強さに見る者の心も、作品のある空間もパッと明るく照らしてくれるよう。
「わたしは好きなもの、描きたいものを描いていますが、その中で色や構図、線の引き方を考えて、自分の中に漠然と浮かんでいる『良い絵』とはなにかをずっと探しています」と語る。
16・18・19・26日は在廊予定。
期間中、原画やオリジナルグッズ販売も。他に、カフェ、焼き菓子・パン販売のある日も。詳細は一月と六月のホームページを参照。
◎問い合わせは同店(電話:0859-44-1630、11:00〜18:00、月・火曜日定休)へ。
山陰の自然の中で 命輝く瞬間を収める 「山陰の野鳥写真3人展」
興雲閣(松江市)
5月31日まで、松江市殿町松江城山公園内にある興雲閣展示場で、「山陰の野鳥写真3人展」が開催されている。
撮影したのは、鳥取県在住のアマチュア写真家グループ「WILD BIRD CIRCLE YAMABIKO」の代表・細田眞徳さん、手嶋保子さん、山形和也さんの3人。
山陰を訪れる渡り鳥や留鳥たちの、四季折々の幸せそうな、愛らしい姿を写真に収めている。
昨年も同所で写真展を開催したところ、観光客も含め、とても多くの人が来場し、一羽一羽、個性的な鳥たちの姿に心和ませた。
今回、コアジサシ、オオルリ、ジョウビタキ、コミミズク、ルリビタキ、オシドリ、コハクチョウなどを、安来市、大山町、島根半島など山陰各地で撮影した20点が展示される。
野鳥たちを身近に感じることで、共に暮らす私たちの環境についても思いが及びそうだ。
◎観覧料無料、8:00〜18:30。
◎問い合わせは細田さんまで(電話:080-5625-7353)。