読みもの
【WEB限定連載】cafe Brownieの休日ランチ、ときどきスイーツ。 vol.6 <キーマカレー>
松江市上乃木にある人気カフェ「cafe Brownie(カフェブラウニー)」で料理をふるまう
食いしん坊姉妹がこっそり教える「家族と食べたいちょっとオシャレな休日ランチ・休日スイーツ」。
毎日のおうちメニューをちょっとアップデートしてくれるコツを伝授。
特別な調理器具やテクニックがなくともほんの少しの手順で失敗しない方法を教えちゃいます。
「やってみよっかな」や「また作りたくなる」を応援するお気楽レシピ。
いつもの料理が「お店っぽい」に変わる秘密や、カフェのメニューのレシピも大公開!?
夏休みは<キーマカレー>
いつも使っているカレールウとトマト缶で作る、キーマカレーのレシピをご紹介します。
たくさんのスパイスを使わなくてもOK。
ルウとトマト缶のあわせ技で、簡単に失敗なく本格的な味わいに仕上げることができます。
レシピでは栄養と旨みの豊富なイノシシのミンチを使ってジビエキーマカレーとしていますが、一般的な合い挽きや鶏ミンチなどお好みのお肉で。
食べ慣れたいつもの「うちのカレー」がちょっとおしゃれに、さらにアレンジしやすいカレーになります。
冷凍保存もできますので、たっぷり作って時短と「おいしい!」を両方かなえてくださいね。
きっと「作ったあの日」の自分に感謝します(笑)
子どもには「いつもの甘口ルー」で、大人向けには鷹の爪や黒コショウ、スパイスなどをきかせて。
スパイスを油で熱していると、立ち上る香りに「本格的!」とテンション上がります。
【材 料】作りやすい分量(半量でもOK)
猪ミンチ肉など好みの挽き肉…1kg
玉ねぎ…中4個
にんじん…2本
ピーマン…5個
トマト缶詰…1缶
しょうが…親指大1かけ
にんにく…1かけ
※お好みのスパイス クミン・カルダモンなど
ローリエ(あれば)
サラダ油…大さじ2
水…適量
【ポイント】
半量の場合は深めのフライパンでも作れます。 水分が早く飛ぶので便利!
【作り方】
1、玉ねぎ、にんじん、ピーマンはみじん切りに。
しょうが、にんにくは小さめのみじん切りにする。
2、フライパンにサラダ油を入れ、①のしょうが、にんにくを加えてから弱火で香りが出るまで炒める。
【ポイント】
スパイスを入れるのはこのタイミングで。
スパイスの香り成分は油溶性といって、油に溶け出す性質を持っていますので、油に香りを溶かし出すことで料理全体にスパイスの香りをまとわせることができます。
【ポイント】
ひき肉を加えたらしばらく強めの中火にかけ、肉の淵が白っぽくなるまでそのまま焼き付けます。
すぐにかき混ぜたいのを我慢して、裏返すように反対面を焼いたらほぐすように全体を混ぜます。
その時に鍋肌につきますが、その一手間が仕上がりの色や香ばしさをアップしてくれます。
【ポイント】
トマトはさっと炒めることで甘みと旨みがアップ。
5、いったん火を止め、ルウを割り入れて溶かす。
再び弱火で時々かき混ぜながら約5分煮込むと完成。
【ポイント】
いったん火を止めて鍋の中の温度を下げると、ルウを溶かすときにダマにならずきれいに溶かすことができます。
ごはんにたっぷりかけて召し上がれ!
盛り付けのコツ
お茶わんなどにご飯を詰めてひっくり返して皿にのせ、カレーをかけるだけでカフェっぽくなります!!
さらに目玉焼きや温泉卵などをのせれば完璧です(^^)/
お鍋の最後のひとすくいは、ご飯を入れて鍋肌についたカレーも混ぜながら温め、盛り付けてから生卵をオンして大阪・自由軒風にも♪
キーマカレーのアレンジ
★カフェのワンプレート風★
大き目のお皿を用意し、ココット型などにカレーを盛り付け、サラダや好きなおかず、パンなどを添えてワンプレートにすると簡単おしゃれに仕上がります。
★キーマカレードッグ★
ホットドッグ用のパンや食パンに挟んでもGOOD!
私の愛用品 「ドーバー パストリーゼ77」
今ではスーパーなどでも気軽に購入できるようになった、酒造メーカーが作るアルコール除菌スプレー「パストリーゼ77」。
アルコール度数77度を有し、除菌・防カビ・防臭・保湿・食品保存に優れた効果を発揮します。
プロの現場だけでなく家庭でもすっかりおなじみになりましたが、特に梅雨の時期にはキッチンにはなくてはならない存在です。
特にお弁当作りには必須です。
まずご飯を詰める前の容器に「シュッ」、出来上がったお弁当や蓋にも「シュッ」。
調理器具はもちろん食品に直接噴射できるので安心です。
またジャムや常備菜などまた冷蔵庫に保存するものにも「シュッ」と一吹きしておくと安心ですね。
私の愛用品・おまけ「ディスペンサー」
ドレッシングなどを入れる容器ですが、液体だけでなく、ゴマや粉ものをいれて使っています。
トロミをつける時に使う水溶き片栗粉は少量なので、必要な量だけ取り出せて粉も散らないので便利ですよ。
cafe Brownie(カフェブラウニー)
地元松江で生まれ育ち、栄養士の知識を活かしながら独学で製菓・飲食業に従事してきた店主・石倉暁子さんが営むカフェ。
実妹さんとの共通項である「おいしい」を軸に、飽きることなく食べたくなるメニューが並ぶ。
「あなたの笑顔がみたいから」
を理念に、来店客はもちろん、珠玉の食材を届けてくれる生産者や、支えてくれる人たちの顔を思い浮かべ、キッチンに立つ日々を送っている。
一人でもふらりと気軽に立ち寄れ、フッと肩の力をぬいてリラックスできる雰囲気を大切に、メニューは国産小麦や有機砂糖など良質な食材で自分のカラダにも優しい味わいに仕上げる。
バンズから自家製という、看板商品のハンバーガーは見た目のボリューム感から想像できない軽やかな味わい!
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