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「元気」のための基礎知識《旬の野菜をおいしく食べよう 編》<PR>
30代に突入した「大」の今年の目標は心身ともに健康第一! 将来の自分や家族のために、病気と健康の基礎知識を学びます。
《企画/島根県・島根大学医学部》
旬の野菜を食べることの効果
令和4年度の島根県県民栄養調査結果では、1日の塩分摂取量が男性11.3㌘、女性10.2㌘と全ての年代で取りすぎていることが明らかになりました。
食塩(塩化ナトリウム)の摂取量が多いと、高血圧のほか脳卒中、心筋梗塞など病気のリスクを高めます。
▶どんな食事を心がけたらいいですか?
旬の野菜をしっかり食べることです。
旬の野菜はうま味が詰まっていて薄味でもしっかりとおいしさを感じられるので、塩分(ナトリウム)摂取量を抑えることができます。
野菜や果物に多く含まれるカリウムには、体内のナトリウムの排出を促す働きがあるという報告もあります。
日本人は塩分の摂取量が多い一方、カリウムの摂取量は少ない傾向にあります。
緩やかな減塩と、野菜の量を増やすことを組み合わせた食事がオススメです。
*腎臓の機能が低下しているなど診断を受けている方は医師の指示に従ってください。
旬を味わうおすすめレシピ
▶夏野菜をたっぷり食べられる料理が知りたいです!
春から夏にかけて出回るトマトをメインに、夏野菜をふんだんに使ったレシピを紹介します。
野菜のうまみと、大葉やニンニクなど、ハーブの香りをうまく活用していつもより緩やかに減塩もできますよ。
【暑くて食欲の無い日に! トマしゃぶそうめん(2人分)】
《材料》
そうめん 4束トマト 大1個or中2個(350~400㌘)
大葉 6、7枚
ゆでた豚肉 or 生ハム 20㌘
めんつゆ3倍濃縮 大さじ3
《作り方》
1. そうめんをゆでて(1~2分)冷水で洗っておく。2. トマトはお好みの大きさにカット(粗みじん切りがおすすめ)して、みじん切りにした大葉と混ぜる。
3. 2にめんつゆを入れる(お好みで氷を入れて塩分を調整してもよい)。
4. 1に3をかけて、ゆで豚肉or生ハムをのせて完成!
アレンジ
●ズッキー二やパプリカを一口大に切って焼き、一緒にのせる。●ミョウガを1/4個程度、刻んで添える。
●オリーブオイル(エキストラバージンオイル)をかけて風味を足す。
●ラー油・豆板醤をかけてピリ辛にする。
●トマトはビニール袋に入れて手でつぶしてもOK。
【野菜がたくさんある夏はコレ!イタリアンなべ(4~5人分)】
《材料》
鶏もも肉 1枚(約250グラム)豚こま肉or豚バラ肉 100グラム
ローリエ 1枚
カットトマト缶 1缶(400グラム)
ニンジン 80グラム
キャベツ 400グラム
トマト(ミニトマトでもよい)100グラム
パプリカ 100グラム
タマネギ 100グラム
しめじ 50グラム
ズッキーニ 150グラム ★キュウリでもOK
水菜 100グラム ★つるむらさきなどでもOK
コンソメ キューブ3個程度
ケチャップ 大さじ3(お好みで)
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク 2かけ
水 約1リットル
《鍋の〆に…》
ピザ用チーズ 3枚程度コショウ お好みで
ご飯 お好みで ★ご飯の代わりにパスタでも◎。
《作り方》
下準備…鶏肉、豚肉は一口大に切る。ニンジンは薄切りに、キャベツは一口大に切り、そのほかの野菜は食べやすい大きさに切る。しめじは石づきを取ってほぐす。
1. 鍋に水、鶏肉、豚肉、ローリエを入れて煮る。
2. 沸騰したらあくを取り、野菜を入れていく。ニンジン、キャベツは最初に入れ、少し煮えてきたら水菜以外の野菜、しめじ、トマト缶を入れて軟らかくなるまで煮込む。コンソメを入れてさらに煮る。
3. ケチャップで味を調える。最後に水菜を入れて少し煮る。
4. フライパンにオリーブオイルを入れて、みじん切りのニンニクを焦がさないように弱火で炒め、香りが立ってきたら3の鍋に入れて完成!
5. 鍋の〆にご飯を入れて煮た後、ピザ用チーズをのせてリゾットにする。コショウを振って食べるとおいしい。
アレンジ
●野菜は冷蔵庫の余りものを入れると経済的です。●オレガノかバジルがあればぜひ使ってください。
●お肉は手羽先や鶏団子、ウインナー、ベーコンを入れてもおいしいですよ。