取り扱う多彩なアイテムはもちろん、空間やイベント、接客など、トータルで来る人に癒やしを与える雑貨店。

2024年5月に開店から20周年の節目を迎えた。

上質な紅茶類の圧巻の品揃えはミスラベンダーの代名詞。

紅茶コーナーを前に、贈りたい相手の顔が次々と浮かんできそう。

地元の茶舗と共同で作ったオリジナル紅茶「ストーリーオブミスラベンダー」（15グラム・972円）は、有機栽培のネパール夏摘み茶とドライラベンダーをブレンド。香りからほっと癒やしを与えてくれる。

今の時季、華やかなクリスマスデザインのコーナーも♪　ブック型、オルゴールタイプの缶など、インテリアとしても楽しめるのがうれしい。

店主・竹内さんは保育士経験があり、1千冊を所有するほどの大の絵本好き。

3年ほど前から大人も楽しめる絵本の取り扱いをスタートした。

そんな竹内さんの“絵本愛”が、前田まゆみさん、どいかやさんら著名な絵本作家との縁をつなぎ、年に数回、原画展も開催。

絵本好きにはたまらない、貴重な機会をここで提供している。

20周年を記念して登場したのは、オリジナルの帆布バッグ（大14,300円）。

かっちりとした作りで日常使いにぴったり。内側にはファッションブランド「ミナペルホネン」の生地を使用し、見た目にも気分を高めてくれる。

香りのアイテムや生活雑貨もこだわりのセレクト品が並ぶ。

お店で取り扱う１点１点、「ストーリー性を大切にしたいので、各ブランド・企業の方とはできるだけコミュニケーションをとるように心がけている」と竹内さん。受け取った作り手の思いやこだわりは、接客を通して来店客に伝えている。

時間をかけて丁寧に人と人の信頼関係を築き上げたからこそ、ネット通販が当たり前の今の時代でも、『ここで買いたい』と自分へのご褒美や大切な人への贈り物選びに人々が足を運んでいる。