出雲かんべの里に曜日限定で開くカフェ。

　愛好家にもファンの多い松浦珈琲の豆を使い、店主が幼いころから親しんだというサイフォンでいれるコーヒー（400円、写真。工芸体験かかんべ茶屋で食事の人100円引き）は、まろやかで後味スッキリ。

　チョコレートとクッキー（200円）をつまみつつ、ゆったり流れる時間を楽しもう。月曜日は数量限定・要予約で手作りのお弁当も。

　カウンターには木工作家・村山創達さんのイスが並び、コーヒー茶碗には湯町窯をセレクトするなどクラフトの銘品にも触れられる。

　「サイフォン」は、アルコールランプで沸騰したフラスコ内の水を、気圧の変化により上部のロートに移動させ、コーヒー粉にお湯を浸透させる方法でコーヒーを抽出する器具。出来上がったコーヒーはまろやかで柔らかく、すっきりとした味わいの一杯に。

　時間にして数分。お湯が沸きゆっくりとロートに移動し、コーヒーがフラスコに降りる間は、香りとともに日常とは違った時間が流れる。

　店内カウンター側にはアンティークのミシン。窓側は広く、コンサートなどのイベントにも利用されるそう。

丘の上珈琲 カフェ巣バコ

住所：松江市大庭町1614 出雲かんべの里工芸館２階【MAP】

電話：0852-28-0040（施設代表）

営業：11:00～16:30　月、木、金、日曜日に営業

駐車場：あり

IG:こちらから

（記事は2022年5月1日現在）