生花店に生まれた兄弟がそれぞれに手掛けるお花とスイーツが一堂に。

　パティシエの一押し・ローズブランはライチやフランボワーズに奥出雲薔薇園のローズウォーターを利かせた逸品。

　テリーヌフロマージュはチーズの酸味にバニラの優しさがマッチする。材料や製法に妥協しない、洗練された味わいが魅力だ。

　花の名前を冠したボンボンショコラ（330円）や焼き菓子、こだわりのコーヒーや紅茶なども。

ローズブラン／1,300円。

　花に囲まれて育ったシェフパティシエ・福間将司さん。「花を感じるスイーツを作りたい」と、親戚にあたる奥出雲薔薇園のバラから作る蒸留水「ローズウォーター」が香るスペシャリテを生み出した。

　ライチやフランボワーズ、カシス、ライム、白ワイン…様々な素材が口の中で花開く、心ときめく一品。

テリーヌフロマージュ／1本3,300円。

　レアとベイクドの中間のような食感。濃厚でありながら、レモンやチーズの酸味に、バニラ、ホワイトチョコがまろやかな優しさも醸し出す。

　イートインコーナーでは写真右のカットサイズを楽しめる。

　ショーケースには現代的なフランス菓子をベースにした12～13種類のスイーツが並ぶ。

　「吟味した材料で手間暇を惜しまず作りたい」と、価格帯は600円前後が中心。オシャレなデコレーションにも高級感があふれる。

　お祝いごとにぴったりなホールケーキも３種類ほど用意。

　福間さんは、ジャパン・ケーキショーのチョコレート部門で2018年・2019年と2年連続１位を受賞した実力の持ち主。

　宝石のようなボンボンショコラ（各330円）にはそれぞれ「ミモザ」や「ネモフィラ」など花の名が冠されている。

　単品では５種類を用意しており、５個入りセットには単品にないフレーバーも。

　コーヒーの最高級品として評価の高いサン ミゲル農園の豆や、紅茶ブランド「ティーポンド」の商品も。ケーキや焼き菓子と合わせてぜひ。

　各種焼き菓子はちょっとした手土産にも。

　メープルペカンは焼き立ても購入できる。オーブンから出たばかりのサクッとした表面と、きめ細かでとろけるような生地の食感コントラストは格別！