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旧旅館・ギャラリー併設のおしゃれカフェに再生<Cafe and Gallery鐘や>飯南

2022年5月1日にオープン。
同町出身でオーナーの八嶋敏江さんが、地元の子どもたちに気軽に温かい食事を提供できる場所が作りたいと思ったことがきっかけで始まった同施設。

築100年以上の塩屋旅館だった建物をリノベーションして、中高生食堂をオープンとカフェ、ギャラリーを併設した新しいスポットが誕生した。

同町出身でオーナーの八嶋敏江さんの息子夫婦が画家で、コロナで1年半前にドイツに行けなくなっていたところ、飯南町でお世話になったという縁で、街に何かお返しができないかと考え、「日常にアートを、田舎こそアートを」ということをテーマにギャラリーを作ることを決めた。
息子夫婦のつてで、国内外の一流作家を集め、年に4~6回程度作品が入れ替わるギャラリーとなった。道路からも、カフェ内からも作品を眺めることができ、おしゃれなカフェの空間はどこか非日常的。

ランチのおすすめは週替わりの「季節のプレートランチ」(1,100円、写真。ドリンクセットは1,400円、ケーキセットは1,600円)。

地元の朝採れ野菜などを中心に、昔ながらの調理法にこだわった品々が並ぶ。

生産者が見えるため、安心でおいしい食事を楽しんでほしいと八嶋さん。サラダのカブも甘くておいしい。

カフェタイムの「季節のシフォンケーキ」(単品500円、ドリンクセット800円)は、国産小麦やてんさい糖を使い甘さ控えめで食後にもペロリと食べられる軽さ。抹茶のシフォンケーキは、トッピングのあんこも自家製で粒あんの歯触りが心地いい。

 

今後はブルーベリーやレモン、ユズなどの味が登場予定だ。

店内で使うカトラリーはすべて、作家にオーダーして作ってもらった。食器もこだわりの品々を使う。
コーヒーや紅茶も、広島や松江のこだわりのものを使っており、特にコーヒーは、広島のマウントコーヒーの店長が、趣味の山登りで飯南町内の名峰・琴引山に登った際、鳥のさえずりなどからインスピレーションを受けて焙煎したという「kotobiki」を使う。

カフェコーナーの机は店主たちの手作り。イスはヨーロッパからアンティークなものを取り寄せる。

店内には息子夫婦が読んでいたというアート系の本も多く、絵が好きな人にたまらない空間だ。席数は22席。

店内にはオリジナルグッズを販売するコーナーも。ゆったりした時間を過ごしてみて。

<駐車場について>

駐車場は、共用駐車場を利用する。共用駐車場がいっぱいの場合は、防災センター側に駐車を。

<中高生食堂について ※地域の中高生限定>

同店の近くに町営の塾があり、部活が終わり、軽食を食べて塾に向かう地元の子どもたちを見て、何か応援できないかと前々から思っていたという八嶋さん。

そこで、クラウドファンディングでチャイルドチャリティーを募った。その支援で、月・火・金限定で町内の子どもたちに、カレーや麻婆豆腐などを格安で提供する取り組みを行っている。


立ち寄りスポット

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Cafe and Gallery鐘や

住所:飯南町野萱805

電話:0854-76-2438(予約は11:30からのみ対応可能)

営業:ランチ・カフェ11:00~16:00(L.O.15:30)、中高生食堂(※地域の中高生のみ)17:30~19:30

休み:ランチ・カフェ/水・木曜日※火曜日は当面カフェタイムのみ、中高生食堂/水・木・土・日曜日

P:共用駐車場使用

HP:こちらから

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