グルメ
人とモノと美味が出会うリノベカフェ<Goods&Cafe みっくす>米子
築130年の元薬局をリノベーションした居心地◎のカフェ。
店内はセルフサービス。調剤室を改装したキッチンで、名物のみっくすじゅーす(480円、中央。写真はアイス100円・ホイップ50円トッピング)やレトロプリン(350円)をオーダーしよう。
ディップポテト(450円)には、皆生の塩ポン酢と地産ネギをミックスしたヨナゴソースをぜひ。
地域の魅力を伝える知られざる産品や、地元作家らの作るアクセサリーも並び、ショッピングも楽しめる。
チョコバナナやみっくすベリーといったミックス系のほか、ソーダ系などドリンクは種類も豊富。若手焙煎士とコラボで作るオリジナルブレンドコーヒーは注文が入ってから挽(ひ)き、丁寧に入れる手間をおしまない。
ちょっと堅めに仕上げられたレトロプリンも大人気。こだわりが随所に生きたラインナップだが、ドリンク300円~、フード350円~と手ごろなのがうれしい。
「気軽に立ち寄れる場所にしたい、という気持ちが大きい。2階は仕事や勉強の場所としても使えるので、ゆっくりしてもらえたら」とオーナーの亀井智子さん。
工芸品や加工食品など、「こんなのがあったんだ!」が発見できる。米粉で作られた米子城石垣クッキーなども手土産におすすめ。
アクセサリーはイヤリングやピアス、ヘアピンなどが中心で、乙女心をくすぐられる。
生粋の米子っ子という亀井さんは、2軒隣に事務所を構えるデザイナー。町おこしイベントなども手掛けながら地域の魅力を発信している。
「デザインの仕事に就き、改めて暮らしている街を見たときに、大好きな商店街に人通りが減ってしまったことが残念でした。『こんなに素敵な街並みが残っている。ここにもっと人が集まるような場所を作れたら』と、カフェ開店を思いつきました。建物の魅力を生かして、情報発信の拠点になるようなカフェにしていきたい」
場所、人、物…さまざまな地域の魅力を混ぜ合わせたい、と願いを込めた店に、今日もたくさんの笑顔が集う。
Goods&Cafe みっくす
住所:米子市日野町7(元町サンロード中央)【MAP】
電話:0859-57-8076
営業:10:00~20:00
休み:水曜日
駐車場:近隣有料駐車場を利用
IG:こちらから
(記事は2022年7月12日現在)