コーヒー好きなオーナーが家族で営み、料理は奥さま、ホールは愛嬌（あいきょう）たっぷりな次女が担当。

店内にはコーヒーとシチューの落ち着く香りと、アットホームな雰囲気が漂う。

ランチメニューのＣランチ（1,150円、写真）は、自家製のパン粉を使用したハンバーグ（100グラム）を、牛骨と玉ネギ、ニンジン、ニンニクなどで作ったスープとデミグラスソースで煮込んだハンバーグシチューがメイン。

ライス、ランチサラダ、ビターブレンドが付いている。

オーナーが東京珈琲専門学校で、経営から焙煎の仕方、メニューなどを学び、地元、松江で開店。

店内は柔らかい照明になっていて、開店当時の1979年には珍しかった丸テーブルが中央にあり、独りで訪れてもゆったりと癒やしの時間が過ごせる作りになっている。

オーナーのこだわり焙煎コーヒーや紅茶、お好みのドリンクと一緒に、手作り生地のマドレーヌでくつろぎのひと時を。

地元マルシェなどにも参加。目印はこの黄色い車♪

店の一角には創作布・小物作家 城市美佐さんの『針仕事の店 odangomisa』があり、布や毛糸のやさしい感じが店の雰囲気にマッチする。

製作された小物を購入することもでき、マンツーマンで自分が製作したいものを一緒に作ってくれたりもする「チクチクタイム」もある。編み物は89歳になる、美佐さんのお母様が製作されている。

型紙なしで作られる職人技の編み物は一点ものばかり。イベントなどで手しごと舎も開催されている。