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【出雲市】<日々の菓 旬菓>おなじみの菓子を使った名物パフェ

「花馬饅頭(まんじゅう)」で親しまれる同市多伎町・井山屋製菓の新店舗。

店内ではおなじみの和・洋菓子をはじめ、美肌にいいとされる日本酒パウダーを練りこんだソフトクリーム・やわ肌ソフトや、こだわりのコーヒー、デザートドリンクも提供。

舌触り滑らかなやわ肌ソフトに、大人気の揚げ饅頭「あげ黒」など看板商品を盛り込んだ旬菓パフェは必食。

試作を重ねて生み出された食感・味わいの変化を楽しんで!

気になる旬菓パフェ(1,000円。ミニ650円)の中身は、やわ肌ソフトに、名前のとおり繊細な食感のクッキー「サクほろ」、ふわふわ生地が身上の「感謝ロール」スポンジ、自家製ヨーグルトシャーベットにグラノーラ。

トッピングには黒みつときな粉に加え、甘じょっぱさを添える「しょうゆパイ」(レギュラーサイズのみ)と、大人気の揚げまんじゅう「あげ黒」が鎮座し、まさに井山屋の代表銘菓そろい踏み。

味わいや食感に変化があり、最後まで飽きずに食べられる。

 

この「やわ肌ソフト」が実にすごい。

他とは違ったソフトクリームを提供するべく、イタリアのCarpigiani(カルピジャーニ)社が手掛けるソフトクリームサーバーを導入。

空気の含ませ方、氷の結晶のつぶし方で他社と一線を画すため、なめらかな舌触りは格別!

生地には、奥出雲町・奥出雲酒造が開発した、日本酒醸造の際に生まれる美肌成分「α-EG」パウダーを配合しており、ほのかなコクを与えている(アルコール成分は入っていないのでご安心を)。

ソフト単品も販売されているので、ぜひ試してみて。

 

こちらは通年で販売予定のチョコバナナスムージー(600円)で、砕いたチョコの食感やシャリシャリの微細氷で真夏でもさっぱりいただける。

ほかにも季節の果物を使ったスムージーや、かき氷なども登場予定。

ソフトクリームやドリンクは店内のスタンドで注文し、テイクアウトのほかテーブル席も利用できる。

コーヒーは自家焙煎にこだわる近隣の店から仕入れ、注文ごとに1杯ずつ丁寧に抽出。

定期的に店舗を変えて紹介するユニークなスタイルで、気になっていた店のものに出合えるかも。

 

和モダンな店内には、日持ちのする定番商品から旬を感じるフレッシュな生菓子などが勢ぞろい。

いずれも多伎町の本店と江田町にある出雲店から作りたてが届けられる。

 

カリカリ食感があとを引く「出雲あげ黒・あげ白」、和菓子屋が作る本気のあんドーナツ「あんど(こしあん・白あん)」など、今や同店を代表する “フライ系”も見逃せない。

揚げたてのおいしさに勝るものなし…と、作り置きすぎず少量ずつ店頭で揚げているのがありがたい。

コロナ禍や2021年の豪雨災害で長きにわたった本店前の通行止めなど、度重なる逆境の中でも「旬菓」のオープン計画を練っていたという坂根 俊代表。

「困難な時期が逆に、人に支えられている感謝の念を新たにしてくれ、自分には何ができるか考えました。高速道路計画なども視野に入れたこの場所で、できたての鮮度にこだわった、オリジナリティある商品を提案していきたい」

先代たちがルートを作ってきた卸も大切にしながら、顔の見える小売りも伸ばそうと洋菓子に参入するなど「考えることをやめない」5代目。

チャレンジし続ける老舗が手掛けるフレッシュなデザートを味わってほしい。

 

日々の菓 旬菓
住所:出雲市下古志町656 【MAP】
電話:0853-27-9460
営業:9:00~18:00
休み:水曜日
駐車場:あり
IG:こちらから

 

(記事は2023年5月24日現在)

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