グルメ

グルメ

遊び心で進化!のど越し滑らかなうどん<うどんマルコ>米子

米子の立林製麺所で一からうどん作りを学んだ代表が、もっちり感を出す大山こむぎと、滑らかなのど越しを生むさぬき手打ちうどん小麦を独自にブレンドして製麺。

昆布やウルメ、イリコなどで取ったあっさり系だしや、淀江の須山醤油特注のしょうゆが麺そのもののうまさを引き立てる。

イチ押しは新登場の鶏天タルタルぶっかけ(並780円)や明太釜玉バター(並580円)。

週に数回、小麦やダシを変えた限定メニューを登場させながら、定番品も進化していくのが楽しい。

 

こちらは肉月見ぶっかけうどん(並680円)。

食感の残るタマネギと一緒に甘辛く炊かれた牛肉に食欲アップ!

卓上に、淀江・須山醤油にオリジナルで作ってもらっている添加物不使用のしょうゆが据えてあるので、さっとかけて召し上がれ。

 

出汁の味を確かめるべく記者が注文した肉うどん(並580円)は、いりこベースのあっさりしたつゆが絶品。

うどんは中細で、するするっとすべるように入っていく。

具もつゆも味付けが濃すぎず、つい飲み干しても罪悪感がない。

 

注文した流れで会計して商品を受け取り、つゆや薬味は好みの量をトッピングするセルフスタイル。

ネギに天かす、わかめ、ショウガがそろっているので、加減してお好みの一杯に。

 

もう一つの名物が、夏にも提供を続けるというおでん(全品100円)。

玉子や牛すじと一緒に、ロゴの焼き印入りネタは外せない♪

 

誰でもふらっと立ち寄り、さっと食べていけるような店に…地域密着をめざし、障がい者の就労支援を兼ねた店舗として2023年1月にオープン。当初は、大山こむぎをメインにうどんを作っていた。

「それだとモチッとはするんですが、滑らかさやのど越しの良さを追求したくて、試行錯誤を続けてきました。なので、最初に出していた麺からぐっと進化しています」

製麺を担当する野口貴史代表は、うどん作りはまったくの素人から、自ら立林製麺所の門をたたき技術を習得。昔ながらの製法で麺づくりをする同所で、かなりマニアックな修行となったようだ。

今では「思ったように打っていい」と太鼓判を押されていることもあり、興味を持った小麦やダシの材料があると、週1~2回の限定というスタイルで積極的に使ってみるという。

 

「いつも同じだと面白くないし、チェーンのセルフうどん店にはない個性も出したかった」

挑戦を楽しむマインドが、定番も含めメニュー全体を少しずつブラッシュアップしていく。

文字通り“毎日食べても飽きない”秘訣が、そこにあった。

 

うどんマルコ
住所:米子市日野町55 【MAP】
電話:0859-30-3057
営業:10:00~15:00
休み:日・水曜日
駐車場:近隣有料駐車場を利用
IG:こちらから

 

(記事は2023年7月9日現在)

 

一覧へ戻る