建設業を営んでいる大将夫婦が、かねてやりたかった飲食店開店を決意。「どうせなら米子にない店で勝負！」と、愛してやまないやきそば専門店をオープンした。

メニューはミックス（800円、写真は100円プラスで目玉焼きをトッピング）、ブタ、イカやきそば（各700円）の３種類で勝負している。

食材はすべて鳥取県産。オリジナルの生麺ストレートを、釜ゆでにして使うのがこだわり。甘口・辛口派どちらにも合うように試行錯誤を重ねて発注した独自配合のソースは、あっさりした口当たりの中にもコクをしっかりと感じられ、食べ応えあり。

やきそばはプラス150円で大盛りにできる。各種半額でハーフにも。

イカは1杯丸ごと仕入れて、オーナー自らさばく。大き目にカットされた具が存在感を示す。

トッピングメニューは、生玉子か目玉焼き（100円）、九条ネギ（100円）、キムチ（120円）がある。

各テーブルには福やオリジナルソースが置いてあり、自分好みの追いソースとして自由にかけられる。

裏メニューで大将の自家製梅干しが出てきたら、「やきそば愛」が認められた証。

紀州和歌山から取り寄せた南高梅は、大きいつぶぞろいで、果肉も厚い。赤シソは愛知県碧南市から。塩だけで作られた梅干しを塩でもんだ赤シソで漬け込む作業を10年以上、絶やすことなく続けてきたキャリアの持ち主。

口に入れると塩酸っぱく、後味を梅酢の甘さで締めくくる味わいは癖になる。

自家製梅干しの過程で出来た梅酢に漬け込んだお手製梅酢紅ショウガ。これまた、やきそばとの相性抜群♪　こちらも裏メニュー限定。