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地元の素材を使ったバームクーヘン専門店<grenze(グレンツェ)>松江市

2023年8月、カフェやセレクトショップなどが入る複合施設「MONOTONE」の小高い丘にできた新棟に、バームクーヘン専門店としてオープンした。

安来産の卵、松江産のハチミツなど、材料に多く使う素材はできるだけ地元のものを、とこだわりをみせる。現在販売するのは、「松江はちみつピレネー」(写真右)と「メープルバームクーヘン」の2種類。

切り株のような見た目の「松江はちみつピレネー」は、10センチ(1,728円)と4センチ(1,296円)の高さが異なる2種類がある。ふっくらとした口当たりで、松江産のハチミツやバターの優しい風味が香ばしさとともに鼻を抜けていく。

メープルバームクーヘン(1,188円)はメープルをたっぷり使った一品。

袋を開けた瞬間にメープルの甘い香りに包まれる。

しっとりとやわらかい食感に、表面のメープルシュガーのシャリシャリ感がアクセントに加わり、口いっぱいに幸せな味わいが広がる。

 

どちらのバームクーヘンも自分へのご褒美スイーツにはもちろん、贈り物にもぴったりだ。

カットされた商品もあり、贈り物を選びに来店した際には「自分用に…」とついつい手が伸びてしまいそう。

オープンから間もなくして登場した「カップアイス」は、じわじわと人気を集めている。

バームクーヘンの生地を使ったソフトクッキーをカップに敷き詰め、北海道産ソフトクリームがたっぷり入る。

「はちみつ味」(写真左)と「チョコメープル味」の2種類から選べる。

はちみつ味には松江産のハチミツが贅沢にかかり、ソフトクリームとの相性の良さに感動! 味はもちろん、ボリュームも満点で各350円という優しい価格設定もうれしい。

店内では、バームクーヘンにも使用する松尾養蜂園(松江市下佐陀町)のハチミツを販売している。

このほか、ポップな見た目がかわいらしい瓶に入ったコーラやレモネードなどは、オーガニック素材で作られたもので、島根での取り扱いはまだ珍しいそう。

 

代表の福間正太郎さんは、「自信を持って売れるものづくりをしたい」と営業マンとして長く勤めた会社を辞めて新たなスタートを切った。

「贈り物の一つとして選んでもらえたらうれしい」と、控えめながら芯のある眼差しを見せる

grenz

住所:松江市上乃木5-2-14
   MONOTONE 02 1階【MAP
電話:0852-78-2730
営業:9:00~17:00
休み:月・木曜日
駐車場:あり
IG:こちらから

 

(記事は2023年9月16日現在)

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