グルメ
【松江市】<シフォンケーキとおやつ cocoyuca>完売必至の優しく素朴なお菓子
4人の子どもたちに手製のおやつを…と作り始めたシフォンケーキや焼き菓子が評判に。
週1回のオープン日は、プレーンやココアマーブルといったシンプルなカットシフォン5~6種類に、季節の果物とクリームを挟んだシフォンサンド2種類、スコーンやタルト、マフィンなどが並ぶ。
きめ細かでしっとりしたシフォンはいくつでも食べられそうなほど。
一方、販売日に味がなじむようにと仕込む焼き菓子は食べ応えも十分。
いずれも甘さ控えめの優しい味わいがうけ、昼過ぎには売り切れることも。
カットシフォンケーキ/230~250円、シフォンサンド/430~480円。
香ばしい香りに誘われてか、あっという間に売り切れてしまうというスコーンは230円~。
プレーンなものからフレーバーものまで、あれこれ食べ比べたい!
ベーシックな焼き菓子のほか、台湾カステラやチーズケーキなども。
マフィンやタルトが350~450円、パンナコッタなどは250~300円と価格も手ごろ。
「近所の子どもたちが学校帰りに立ち寄ってくれるようなお店が理想なんです」と店主の井山理恵さん。
お菓子作りはほとんどしたことがなかったという井山さんが、お店のメインとなるシフォンケーキを作り始めたきっかけは、4人目の子どもが生まれ、「おやつを手作りしてみたい」と思ったこと。
「シフォンケーキ作りが上手な知人に教わって作り始めたら、食べた人に『おいしいね』と言ってもらえるように。それがただただうれしくて、製菓の世界にハマっていきました」
評判が評判を呼び、周囲の後押しもあって念願のお店を開店させたのは今年の春。
前進のきっかけをくれた子どもたちの名前から1文字ずつ取って、店舗は「cocoyuca」と名付けた。
「週一回とはいえ、営業する以上は数を作らないといけないのがちょっと大変で、オープン日が近づくと夜遅くまで手が離せないことも。
そんなときは子どもたちが何も言わないのに食事の支度をしてくれて…いつも家族が支えてくれるんですよ」
愛情の循環を感じられる、小さくともぬくもりあふれる「お菓子屋さん」だ。
シフォンケーキとおやつ cocoyuca
住所:松江市玉湯町湯町1974‐1 【MAP】
問い合わせ:Instagram「deechann623」DMから
営業:11:00~16:00(売り切れ次第終了)
休み:月~土曜日(日曜日のみ営業)
駐車場:あり(2台)
Instagram:こちらから
(記事は2023年10月22日現在)