グルメ
【日吉津村】<玄米ごはんとわのおかし のらの舎>玄米の奥深いうまみと食感を食べ比べ
米子市の人気和菓子店・甘嬉(かんき)いちからで修業した店主が、こだわりの玄米と、なるべく自然に近い旬の食材で作るおにぎり、おはぎをふるまう。
思わず写真を撮りたくなる玄米おにぎりランチ(1,800円、写真。秋・冬は玄米もちのお雑煮ランチになることも)は、栄養価はそのまま消化がいい1~3分づき玄米のおにぎりが6種の具材でずらりと顔をそろえる。
和菓子をイメ―ジしたというおにぎりは、梅に海苔(のり)、昆布といったおなじみのものに加え、ダシを取った後のカツオや煮干しをふりかけにし、豆乳マヨネーズとわさびを加えた「出し殻ソイマヨわさび」などユニークなものも。
一つ一つ異なる味わいや食感が玄米のうまみを引き立てて甲乙つけがたく、ゆっくりかみしめて味わっていると食材と対話しているような豊かな気持ちに。
具だくさんのお味噌汁とクロモジなどのハーブ茶付きでおなかも満足!
食後は日によって3~6種類、出すという酵素玄米おはぎ(300円~)を。
一日50~70個、作りたてを提供。つぶあんやくるみ、ごまきなこなどの定番に加え、かぼちゃやチョコレートなど季節の食材や店主の気分から生み出される限定ものも♪
ドリンクは桑の葉茶やカフェインレスオーガニックコーヒー(各400円)ほか各種ハーブティーも豊富に用意。
農薬や化学肥料を使わない農法で野菜を作る「ラックヒル」など、顔の見える身近な農家を中心に季節の野菜を仕入れ、素材そのものの味をいかすため味噌など調味料も手作り。
「全部が全部…となると窮屈ですが、できるだけ自然に近い食材で、四季の巡りを体に取り入れることを大切にしたい」という店主・のら ゆきさんの言葉に共感。
店頭には持ち帰りできるおはぎや焼き菓子も。
テイクアウト用の入れ物持参を呼びかけるなど、エコロジーにも配慮している。
今日のおにぎりの具やおはぎの種類は、イラストにほっこりする手書きのメニューでチェック!
アーティスト・nolaとして、ライブハウスやイベントで歌う店主。
工務店のモデルルームを間借りしたモダンでスタイリッシュな空間には、ギターが置かれた書架スペースもあり、音楽やヒーリングを主体としたイベントが開催されることも。
体に優しい食と、ゆったりと流れる時間に癒やされる。